青山さんの家に夫婦二人で出かけると、それは邸宅とか屋敷と言う言葉がぴったりの、立派な家でした。通された応接間には高価そうな骨董や美術品が並び、豊かさか並大抵ではない様子でした。
『立派なお家ですね。』
と私。
『今ではこの家には私一人です。子供らはアメリカで仕事していますから。』
掃除が行き届いていて、おそらく家政婦に普段は来てもらうのでしょう。
青山さんは棚から洋酒とグラスを取り出すと、
『ブランデーです。何もないので、ご主人はこれでもやってください。』
そう言って、私に酒を勧め、高級そうなブランデーがグラスになみなみと注がれました。
『こんなきれいでセクシーな奥様で、本当に羨ましい。私も10年20年若ければ、マリさんに求婚するところですよ。いや冗談で聞いてください。ここに来ていただいたのは、あくまで大人のプレイですから。』
『分かっていますわ。』
私より妻が先に答えた。
私はチビチビブランデーを飲みながら、笑っていた。
『いやあ、本当に奥さんはお美しい。先日は久々に若返りました。奥さんに聞かれましたか。私は3回も出来たのですよ。前に一晩で3回できたのは、何年前か覚えておらんです。』
青山さんの話を聞くうちにブランデーの酔いが急速に回ったのか、私はソファーに座ったまま眠ってしまったのでした。
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