その日、直也はクライアントとの打ち合わせで繁華街のはずれを訪れていた。
平日の昼下り、目の前にはラブホテル。
相手はこの辺りの大地主である50過ぎのやり手の男。
このホテルももちろん男がオーナーだ。
隣りにある古いアパートを取り壊し新たにホテルを建てようという算段だ。
直也は下見を兼ねて男と話をすすめていた。
そのとき一組のカップルがホテルから出てきた。
腕を組みカラダを寄せ合っている。
アツアツの二人。
おそらくさっきまで激しい情事を交わしていたのだろう、、、
男は若く髪を金髪に染めている。
見るからにチャラそうだがそれなりのイケメン。
そして女は、、、
えっ、、、まさか、、、
それは、、、七海だった、、、
上品そうなワンピースの出で立ちでメイクも濃いめだったが間違い無い、、、
目が合う、、、
七海はあっという表情を浮かべ慌てて視線を反らした。
そして俯いて横を通り過ぎていく。
後ろ姿を思わず追ってしまう。
「誰かお知り合いですか?」
「いいえ、、、人違いでした、、、」
間違い無く七海だった、、、
それから1時間ほど打ち合わせをして地下鉄の駅へと向かう。
七海が浮気をしている、、、
パチンコもそうだが、信じられない、、、
とても会社に戻る気にはなれず直帰すると連絡を入れる。
まだ3時を過ぎたところ、、、
仕事のことよりも七海のことで頭がイッパイだ、、、
「元木さん、、、」
後ろから声をかけられ振り向くと七海が立っていた。
二人はカフェの奥まったテーブルに向かい合って座っていた。
七海は男と別れた後、引き返し直也が来るのを待っていたようだ。
話を聞いて欲しい、、、
そう言われ直也は七海とこのカフェに入った。
注文した飲み物が届くと七海は意を決したように七海が話し始めた。
「わたし、、、寂しかったんです、、、」
夫は仕事ばかりで家のことは任せっきり。
残業ばかりで労りの言葉もなく、ほとんど夫婦らしい会話すら無い。
まるですれ違いの生活。
息子も中学に入ってからは友達との遊びに夢中で親離れしてしまった。
ふとパチンコ屋に立ち寄り、ほんの気晴らしのつも
りでしたところ八万円も儲けてしまった。
こんなに簡単に儲かるものなの、、、
そしてハマってしまった、、、
初めのうちは良かった。
しかし次第に負けが込んできた。
取り返さないと、、、
焦りのせいで泥沼になった。
そんな中、店で川崎大樹と知り合った。
声をかけられ次第に親しく話すようになった。
大樹は21で大学生だった。
ある日誘われ二人で食事をした。
軽くお酒を飲みながら大樹はしきりに七海のことを褒めてくれた。
キレイだ
凄く優しい
ガキみたいなオンナと違って色っぽい大人の魅力がある
若くてとても子供がいるようには見えない
七海は夫しか男を知らなかった。
その夫はひとつも七海を褒めること無く、まるで女中のように扱っている。
そのわたしを14も年下のイケメンの男の子が魅力的なオンナだと言ってくれる。
七海はトキメキを覚えていた、、、
胸がドキドキしていた、、、
「俺は七海さんが好きです、、、ご主人から奪ってしまいたいぐらい、、、」
手を握られ熱く囁かれた。
そしてその日、カラダの関係をもった。
「そうだったんですか、、、」
「わたし、、、浅はかでした、、、甘い言葉にその気になって、、、溺れてました、、、若い男のセックスに夢中になって、、、」
生々しい言葉だった、、、
七海は珍しくカラダのラインが分かる服を着ている。
乳房の豊かさが際立っている。
きっと男の関心を引くため、、、
おそらく下着も男の好み、、、
そして今日、あのホテルであの男とキスを交わし、この胸を晒し愛され抱かれた。
激しく貫かれ腕の中で何度も絶頂の叫びを上げた、、、
勃起していた、、、
その美しい唇、、、そして大きな乳房を男の目で見てしまっていた。
そんな視線に気づいたのか七海が頬を染める、、、
つづく
※元投稿はこちら >>