「ねぇねぇ、さっきの課長…事務所で上着ちょっと脱いでたけど…誰か気付いた?」
「えっ?何それ?さっきの課長って何かあったの?」
「アタシ…気付いてたわっ 課長、ジャケット脱いだ時でしょっ?…アレ間違いないわよね…?」
「俺も気付いたよ!課長の胸だろ?やっぱりA子もB子も気付いてたのか?」
「でしょっ 課長、今日ノーブラだったわよねっ!」
「だろっ?胸のとこ…完全にポチッとなってたよな~!」
「えっ、マジかよ?なんで俺にも教えてくれなかったんだよ~」
昼の社員食堂の一角では蛭間と理恵を含む課員達が未鈴の話題に盛り上がってた。
「大体ブラ着けないって課長、何考えてんのよね~」
「俺はそっちの方が嬉しいけどな~いいもん見れたぜっ」
「…課長、今日はスカートも短かったしあのスリットもねぇ…その上ノーブラ?」
「課長なんてもうアラフォーでしょっ?いい年して色気づいてるんじゃないかしらっ?」
「あのスカートもなんかイタいわよね~っ しゃがんだらパンツ見えちゃいそうでこっちが恥ずかしくなりそうだわっ」
「俺はそっちも期待しそうだぜ、課長のパンツ見えたら最高なんだけどなっ」
「俺も課長のパンティが気になる~どんなの履いてんのかな~?きっとセクシー系だと俺は思うね」
「はんっ…そんなのオバサンパンツに決まってるわよ アンタ女に夢見過ぎだってーのっ」
「あ~課長のデスク…下の衝立が無かったら良かったのにな~あの衝立が無きゃ課長の正面の俺からバッチリなんだけどなぁ」
皆の未鈴に対する揶揄が続く中、輪に加わっていた蛭間が口を挟む。
「お前らもそんなに課長が気になるんか? そんなに課長のパンティが見たいんだったら…お前らの為に何とかしようかなっ」
「って…蛭間さん、何をどうする気だよ?課長の机の衝立でも外す気なんか?またド叱られる気かよ?」
「お前らがそんなに気になるんなら…机のその衝立の内側にカメラでも付けてやろうか~?」
誰もがまた蛭間の馬鹿なセリフに唖然とするが、興味深々でもあるのも伺える。
「カメラって…蛭間サンっ…アナタまさかアタシらにもそんな事を考えてるんじゃ無いでしょうねっ!」
「オイオイっ誰がお前らなんかにそんな事するかよ 大体カメラなんてやるんなら黙ってやってるって お前らが見たいって言うから俺なら出来るよって言ってるだけじゃん」
「俺は蛭間さんにお願いしたいぜっ なぁ蛭間さん、本当に出来るのかよ?」
「…まぁアタシも興味無いって言うと噓になるし…」
「そうだなお前らの為に近いうちに課長の机の下にカメラ付けてやるよ 期待して良いかは分らんけどな~」
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それからのとある日…
未鈴が蛭間と理恵の策略に嵌められた日から、未鈴は日々の入浴時に一つのルーティンをしなくてはならなかった。
毎日必ず股間に剃刀を当ててツルツルのパイパンを保たなくてはならないのた。
何時、蛭間や理恵のチェックが入るか分からない…一度剃り残しを発見された未鈴は“キレイにしてやる”との口実であの地獄の様なシャワー浣腸を受けたのだ。
それ以来からの未鈴は今日の入浴でも徹底的な剃毛を行っていた。
指と剃刀を股間に這わせているだけで心臓の高ぶりを感じる未鈴だったが、この日の未鈴はもう一つ懸念に頭を悩ませていた。
数日前に蛭間と訪れたあの店…テーラーショップから依頼品が出来上がったとLINEが届いていたのだ。当然蛭間にも届いており【明日受け取りに行くよ】と連絡も入っている。。
【来店をお待ちしています】の文面に、またあの女店長と顔を会わさなければならないのか…と考えていた。
翌日の仕事終わりに蛭間と共にあのテーラーに訪れる。
「あ~お二人さんいらっしゃいっ ご注文の商品、出来てるわよ~」
女店長がカウンターに並べた何枚かの商品を見つめる未鈴は、それらが未鈴の普段の服装とは異質であるのが一目で分かる。
中にはまともそうな物もあるが、やけに短い丈のスカートから裾がフレアの物、エグい程のスリットが入ったスカート、他にも目にするだけで心臓が高鳴ってくるものばかりであった。
上のシャツもノースリーブ物からヘソ出し、やけに生地の薄い物…様々な仕立てられた商品がカウンターに並ぶ。
「どうかしら早乙女さん?ご希望通りで良かったかしら~?」
前回訪れた未鈴の振る舞いのおかげで既に未鈴の本性を察していた女店長は、わざとイヤらしく聞いてくる。
「…そ、そうね…いいと思うわ ありがとう…ならこれで…」
早く商品を受け取って店を出たい未鈴であったが、女店長は既に悪戯心を秘めていたのだ。
「せっかくだからどれか来てみたら如何かしら?似合ってるかどうかアタシも気になるしねっ これなんかどう?」
隣でウンウンと頷いて同意している蛭間を横目に断れない未鈴だった。
明らかに頼りない薄さと小ささの商品を手渡され試着室で着替え始める。
(…こ、これは…ち、小さいし…いくら何でもやり過ぎよっ…)
試着室から俯いて出てきた未鈴の恰好に蛭間も女店長も目を輝かせている。
未鈴が手渡され着替えた商品…上は脇口がやけに広いノースリーブのブラウスだった。ただ小さなブラウスはリブ織り生地で仕立てた為、非常に良く伸び切ったリブ生地が未鈴の上半身のバストやウエストのラインに沿ってピッタリと張り付いている。バストの形やウエストのラインまでまるで水着の様に未鈴のボディラインを表している。伸びきった生地は更に薄く皮膚に張り付き未鈴の乳首の形まで浮き出たしている。総丈の短いブラウスの裾は未鈴のヘソを覆う事すらも出来ず、見事なまでのヘソ出しルックとなっていた。
下半身を覆うフレア仕立てのスカートは余りにも短くフレアの広がりも大きい。まるでテニス用のスコートか一昔前の女子高生だ。総丈がそもそも短くウエスト幅の大きいそのスカートは、腰履きにしてやっと股間が隠れる程の激ミニのフレアスカートだった。
「あら~可愛らしくて素敵じゃないのっ 早乙女さんにとっても良~くお似合いだわっ」
女店長の馬鹿にした言葉は明らかに嫌味を帯びて未鈴に突き刺さる。
鏡に映る姿は、あまりにも自分の年齢に相応しくない。ハイティーンまでの女子ならまだしも、30代後半の自分が着ているその姿は余りにもいイタイタしい女に見えてしまう。
「ねぇ早乙女さんっ良かったらモデルになってもらって…お店の宣伝素材としてブログの写真を撮らせてもらってもいいかしら~?ね、お連れの蛭間さんからもお願いできるかしら~?」
(…こんな格好で写真だなんて…しかも店の宣伝に使うなんて無理よ…)
「おっいいねぇ、未鈴もそう思うだろ?未鈴からも是非お願いしたら良いと思うよ」
蛭間のその言葉は、女店長の要求に拒否はするなという意味である事はとっくに未鈴には分かっていた。
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