(…あんっ…そんなに乱暴に胸揉まないでっ… あっ、…ダメっそんなに乳首捻らないで… お尻のそれ…見つけないでよ…うぅっ…ア、アソコに指が…アァンッ…は、入って来てるぅっ…っ!そこっ…!クリトリスぅっ!…こんなの…ヤバい…感じるっ…す、凄いぃ…っ)
痴漢達の手、手、手によって身動きすら出来ない未鈴は悶絶状態のされるがままの時間が過ぎていく。
上から下まで外されたブラウスのボタンによってはだけた胸も露わに、スカートは腰の上まで膜られていた。
未鈴の表情は、明らかに痴漢達の手で感じながら陶酔状態に耐えている顔だった。そんな未鈴に助長された痴漢達の手は、更に乱暴に未鈴の身体を弄び続けたのであった。
数駅を過ぎ、ようやくすし詰めの混雑状態が解消され始めた電車内で、痴漢達の手が引っ込み始めると未鈴は慌てて身なりを整えて次の駅への脱出が出来た。
職場の駅まではまだ数駅あるが、火照り切った真っ赤な顔でトイレに駆け込む未鈴だった。
(…痴漢…され続けていたわ…抵抗もせずに…それどころか感じていたわ…なんて事なの…)
トイレの個室でジャケットのボタンを上まで留めた未鈴は何とか気持ちを切り替えて出社していったのだった。
ただ、その直前に先頭車両から一番ホームに降りる未鈴の姿が一人の社員の目に入っていたのだった。
職場内…課の事務所の中で業務に努める未鈴は気が気で無かった。
上はジャケットを羽織っているおかげでノーブラなのは皆からも見抜かれてはいないはずだ…しかし下半身の短いスカートのスリットからは一歩脚を踏み出すだけで太ももがニョキっと露わになってしまうのだ。
幸いなのかそれを指摘する者は誰もいない、蛭間あたりが皆の前で指摘して騒ぎ立てるのでは、と案じていた未鈴はひとまず安心を得て業務を続けた。
しかし既に課内の未鈴の部下たちはトイレで…また喫煙ルームで未鈴の噂話しに盛り上がっていた。
「なぁ、今日の課長…どう思う?」
「やっぱお前も思った?あのスカートヤバいよなっ 結構短かいんじゃね?」
「そうそう太ももバッチリじゃね?朝からムラムラしそうだな~っ」
女は女達で課長である未鈴を卑下に囃し立てている。
「ねぇ今日の課長、あれヤバいんじゃない?」
「でしょうっ?スカートパックリで太もも丸出しじゃないのっ」
「いつも身嗜みがどうとか言ってる癖に、何ムアピってるのよね~っ」
朝からそんな未鈴に知らない所での噂話しは蛭間の耳にも入ってくる。普段から未鈴にキツく当たられている課内の皆は、ここぞとばかり未鈴を揶揄しているのだ。
そんな噂話しなど知る由も無い未鈴は自席での業務に勤しんでる最中、パソコンの中に離れた席にいる蛭間からの業務メッセが届く。
【課長お疲れ様です、今日も下着は守ってますか? 如何ですか?】
仕事中の業務PCにまで、こんなふざけた連絡を送ってくるとは…以前までなら即𠮟りつけているはずだったが、今の未鈴には言い返せもしない。
【…下着は今日も着けていないわ 会社のチームスでこんな話題は控えてもらえませんか】
少しでも虚勢を張る未鈴だったが蛭間にとっては何の効力もないどころか逆に蛭間を煽ってしまった様だった。
【ではここで確認しますから 上着を脱いで頂きましょうか】
(…ここで上着を脱げ…? 無理に決まってるでしょうが…)
【…確認なら…以前の様に面談室で確認をお願いできませんか?】
蛭間に懇願するつもりで返信する未鈴だったが、簡単に拒否されてしまう。
【そんなにしょっちゅう面談室使ってたら怪しまれますよ? 確認いたしますので即行動してください】
課長である未鈴のデスクは、課内の事務所の一番奥にポツンとあり、部下の課員たちが並ぶ席を見渡せるようになっている。
逆に今の状態で部下の誰かが自分に顔を向ければ、確実に自分の様子が目に入ってしまうだろう。
(…みんな自分の仕事に没頭してるわよね…今なら出来るかも…いえ、この雰囲気なら出来るはずだわ…)
皆を見渡しながらさり気無く素知らぬ振りをしながらボタンに手を掛けて思い切ってジャケットを脱いだ。ブラウス着の胸元に目を下すとはっきりとノーブラの証である左右の乳首の突起が丸分かりだ。思わず胸を手で覆ってしまう。
(…大丈夫よね…大丈夫だわ…早く着なきゃ…)
と、思う未鈴に蛭間からの通知が来る。
【その上着は椅子に掛けてください それから手が邪魔でよく確認出来ませんので両手を頭の後ろで組んでいてください】
(…そんな真似をしたら…余計に目立ってしまうじゃないの…)
躊躇している未鈴に蛭間から催促が来る。
【即行動ってお伝えましたよね?理解出来ませんか?】
脅しの様な蛭間のメッセージに未鈴はオズオズと両手を頭の後ろで組み始めた。
(…あぁっ…今、誰か一人でもこっちを見たら…絶対バレてしまうわ…お願い…みんなそのまま下を向いていて…)
更に蛭間からの通知にやっと許されたかと思った未鈴だったが、
【本当にノーブラです?僕の席からだとよく確認出来ませんね~そのままもっと胸を張ってもらえませんか?】
(…これで見辛いって言うの…?早く終わらせなきゃ…こう…?こ、これでいいの…?…あぁ…そんな…自分のデスクで私っ…)
業務中の自分のデスクで、他の部下達も仕事に没頭している中、両手で頭の後ろ組みながら肘を張って胸を突き出している未鈴の姿は、まるでノーブラのブラウスから突き上げる乳首を誇示しているかの様であった。不安と緊張で頭か真っ白になっていく未鈴は、そのスリルに酔いしれ始めていた。
【まぁ確認出来ましたけど…では課長、そのまま目を閉じて30秒位数えましょうか?そしたら元に戻して良いですよ これで終了ですね】
蛭間の指示につられて胸を張ったまま目を閉じる…目を閉じてもここが事務所内ですぐ前には部下達が存在している事はハッキリと自覚出来ている。
(…あぁ…こんな格好で…胸を突き出してるなんて…もしかして…既に皆が私を見てるかも…あぁ30秒…数えなきゃ…そうよ、きっと見られてるんだわ…もしそうだったら私…どうしたらいいの…?)
未鈴は先日の夜の公園で目隠しを外された瞬間の衝撃を思い出した。目を開けたらあの時と同じ様に皆が自分を凝視している…そんな光景を想像しながら絶望のスリルに酔いながらゆっくり数を数え続けた。
半開きの口で喉もカラカラに乾いた未鈴だが股間はぐっしょりとなっていた。
ようやく30秒も数え終えた未鈴が目を開けると、先程までと何も変わらぬ仕事に没頭している皆の光景を目にドッと疲れに襲われるジャケットを羽織直す未鈴だった。
(…よ、良かった…誰も気付いてないわ…あ、危なかったわ…)
そして昼の休憩時、社員食堂の一角では蛭間と理恵を含む課の連中が昼食を囲んでいたが、一つの話題に盛り上がっていたのだった。
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