それから数日後のある夜の遅く、相変わらず帰宅の遅くなった未鈴は、こんな時間にも関わらず夫の居るリビングで裁縫用のミシンを引っ張り出していた。
「なあ未鈴、こんな時間からミシン使って何始めてるの?」
「…うん…ちょっと解れちゃったから直そうと思って…」
「ふ~ん… なぁ未鈴…僕も明日は早くから出張に行くし、ここをしばらく空けるだろ?…たまには…どう…?」
「(…っ!…)…ご、コメンなさい…少し体調悪くて…それにコレ今夜中にやっておきたいの…ゴメンナサイ…」
「謝らなくても大丈夫だよ、ただ未鈴、最近遅くまで頑張ってるし、あまり無理しないでね 僕は明日早いから先に寝てるね」
「…私もそんなに頑張ってる訳じゃないから大丈夫よ 心配ありがとう、あなたおやすみなさい…」
(…久し振りに夫から夜を誘われたのに…あなたごめんなさい…こんな姿の私を、あなたに見られる訳にはいかないのよ…)
未鈴は心の中で夫に謝りながら、目の前のスカートに向かって、理恵に指示された目立てのラインを裁ちバサミで大胆にカットしていくのだった。
翌日の朝、早くから出張で出掛ける夫を見送った後、未鈴は自身の支度を始める。
昨夜、理恵の指示でカットしたスカートは、あらためて履いてみるとその短さに焦るばかりだった。。
ミニ丈とまでは短くも無いスカート丈であったが、未鈴の膝頭が完全に覗かせているそのスカートはオフィスルックとしてギリギリのラインだろう。
普段は膝が隠れる様なスカートしか履かない未鈴にとって気恥ずかしさに不安が募る。
それよりも気にしているのがカットしてしまったスカートのフロント部分のスリットであった。
未鈴の太ももの半分以上まで切れ込みが走るフロントスリットは、一歩脚踏み出した脚を見下ろすだけでニョキっとした太ももまでが露出してしまう。
(…歩く時…なるべく歩幅を小さくしなきゃ…会社でも…周りからヘンな目で見られやしないかしら…)
上半身はブラウスの下は相変わらず指示通りノーブラ状態の未鈴だったが、上に羽織ったジャケットのボタンを閉めていれば気付かれる事も無いだろう。
自宅を出た未鈴は駅までの道中ずっと自意識過剰な程、周囲が気になってしまう。
同じ通勤で急ぎ足の通行人の群れと足並みを揃えるとどうしても早歩きとなってしまい歩幅が広くなる。
目線を下に向けると、スカートのフロントスリットから覗く太ももが気になってしまう。
ただでさえ普段は履かない短い膝上のスカートは、理恵の指示によるノーパンもより意識してしまう。
駅のホームにて、未鈴がいつもの様に女性専用車両の乗り口で待っていると理恵の姿があった。
理恵から“自分のスマホを見ろ”という仕草のサインに気付くと未鈴のスマホには理恵からの通知が届いている。
【課長おはようございます~いつもそこから電車に乗るみたいですね~ 今日は一番先頭の車両に乗って会社に向かってくださいね~】
未鈴は朝のラッシュを少しでも避けようと普段は女性専用車両を利用していた。しかしたった今、理恵から指示されたのはこの時間の未鈴が必ず避けていた一番先頭の車両
に乗れとのことだった。
この時間帯の一番ホームから乗る先頭車両については、未鈴は噂だけは知っていた。女性であれば利用しない痴漢被害の多い車両だという噂は聞いていたのだ。
(…先頭にって…あんな噂があるのに…でももしかしたらただの都市伝説なだけかもしれないわ…)
一途の望みに託して未鈴は一番ホームの列に並ぶ。周囲には未鈴以外の女性は誰もいない。
そして理恵からの通知だ。
【課長、そのジャケットは今すぐ脱いでください】
(…う、上着を脱ぐ…?こんな場所で…?上着脱いだら…ブラ着けて無いのが見つかってしまうじゃない…)
未鈴は理恵に懇願する通知を送ったが、当然無駄だった。先日から屋外で裸にまでなった未鈴だったが、あくまでも今のこの場にいる人々は出社前の通勤客ばかりのはずなのだ。
ジャケットを脱ぐ未鈴は、周囲の通勤スタイルの客達に比べてノーブラの胸のポッチを浮かせた自分の姿に恥じてなんとか胸元を手で隠しながら列車の到着を待つ。
未鈴の待つ一番ホームには自分以外は全て男性だ。その男性客にまみれて乗車する未鈴だった。
(…何…?こんなに人が一杯…混み過ぎじゃないの…)
普段この通勤ラッシュ時には余裕のある女性専用車両を利用している未鈴にとって、この車両の混雑ぶりに慄いてしまう。既に身動きすら取れないほどギュウギュウ詰めに押し込まれていたのだった。
(…っ!…今の…今のもしかして…意図的に触ってる…?)
すし詰め状態で周囲と密着している未鈴は、ふと身体に当たる手に違和感の感触を感じていた。明らかに腰からお尻を撫でる動きだ。
(…これ…痴漢だわ…まさか本当に…)
駅の一番ホームでの時から周囲の男達は未鈴に狙いを定めていたのだ。そしてホームでジャケットを脱いだノーブラの乳首を浮かせたブラウス姿のこの女を、誰もが格好のターゲットにしていたのだった。
(…ちょっと何っ!?…これ…一人や二人じゃないわ…)
未鈴を取り囲んでいる男達の手は次第に四方八方から未鈴の身体を這い回し始めていた。
無遠慮にブラウスの上から胸を揉みしだく手、指…その指は未鈴の乳首まで摘まんでいる。更にブラウスのボタンまで外され隙間から侵入した手が直接未鈴の胸を這いまわる。
下はスカートのポケットから痴漢達の手が入ってくる。このスカートは未鈴自身が昨夜ポケットの底を切ってしまった為に穴開きとなっている。男達の手はポケットの底を通過して未鈴の股間へと目指していた。
(…うぅっ…ちょ、直接…服の中に直接手が…下着付けて無いのがバレちゃう…)
ブラもパンティーも履いておらず、更に腰の異様なベルトにも気付いた痴漢達は、未鈴が痴漢OKな痴女とでも察したのか遠慮無く未鈴の身体を乱暴に弄び続けた。
腰のベルトから無毛の股間に触れた瞬間、痴漢の手が確信を得た様に更に大胆になってくる。
今までの未鈴なら痴漢の被害を受けた瞬間、相手の手を捻り上げ大事に訴えていただろう。しかし、下着も着けないどころかパイパンにした股間にハーネスを巻き付けた女が訴えた所でそれを指摘されたら…逆に恥を掻くのは自分の方ではないか…
(…うぅっ…アソコにまで手が伸びて…この連中…私がそういう女だと思って…あんっチョットこれっ…一体何人いるのよっ…)
未鈴を取り囲んだ伸びる数え切れない痴漢達の手によって、未鈴は身体中を弄ばれ続けられていた。
※元投稿はこちら >>