先ほどと同じセリフを口にする未鈴の近くに集まるギャラリー達は今か今かと待ち構えていた。
バッグの中から差し出されたグッズ類に未鈴は困惑している。「これも使って良いのか?」と言われても未鈴には何をどうするのか理解出来ない道具なのであるからなのだった。
「アンタ自分で持ってんのに何か分かってないって言うの?…これはね……って言うのよ…あとこれは…ほら説明してあげなさいっ」
「…それは…クリトリスに…付けてポンプを引いてみてください…そっちのは…そのネジを回すと…先が拡がるみたいで…どうぞお試しになってください…」
説明しながらも何が起こるのか朧げながらも想像する未鈴は身をもって体験するのだった。
「…ひっ、ひぃっ…吸われるっ…引っ張られるぅっ」
未鈴の乳首に当てられたニップル吸引器の中で、未鈴の乳首が無残に引き延ばされていく。
更にクリトリスにピッタリと当てられたクリ吸引器は、未鈴のクリトリスを吸い上げてくる。
いつからか外されたハーネスのアナルプラグに代わって、膣内と共に二つのクスコ膣内鏡がグリグリと未鈴の両穴を拡げてくる。
「…ひっ、拡げてるっ…拡がってくるぅ…っ無理ぃっ…イヤぁぁぁ…ッ…ダメェ…っ!イグゥゥゥッッッ…!」
ニップル吸引器の中とクリ吸引機の中のバイブが引き延ばされた未鈴の乳首とクリトリスに振動を与えてくる。
いつしか未鈴の身体は道行く男達に支えられ彼らの手で揉みくちゃになっていた。
両手を頭の後ろで組みながら中腰のまま身体中を弄られているお立ち台の上の未鈴は、その姿を首から下げた社員証と共に女達にスマホで撮られていったのだった。
「さぁ皆さん、そろそろお開きですよ~」
男達に支えられながら降ろされる未鈴は既にグッタリとしたまま動けない。
「ほらっ、いつまで寝ボケてるのよっ ほらさっさと服も着なさいよ」
気付くと先程までの周りの男達はとうに離れてしまった様だ。慌てて服を直す未鈴の股間は、既にハーネスと共にアナルプラグも装着されている。
「結局一人もお店に来てくれなかったじゃないのよ アンタこれじゃウチらに償いも何も無いじゃないのっ もうイイわっアタシ達行くからじゃあネっ」
元の服に着付け直した未鈴は、この場に取り残された時の様に一人道端でしばらく呆然としていた。
しかし今の自分の身体は至る所がジンジンと痺れ、何人もの男達に弄ばれていた証が残っている。
(…ここはマズいわ…こんな所にいたらまたどうなるか…早く離れないと…)
一歩脚を踏み出すと未鈴の身体をゾクっとした強烈な感覚が襲った。乳首から膣内、クリトリスもアナルに至るまでタップリと皮膚に染み込んだ催淫剤入りのローションが効果をあらわしていたのだった。
(…な、何で…? 何であんなにされたのに…まだこんなに…ジワジワと疼きがくるのよ…?)
フラフラとその場を離れようとした未鈴の前に、
「課長っおまたせしました~っ遅くなっちゃってゴメンナサイ~ アタシの方は終わりましたからっ」
とようやく迎えに現れた理恵の車であった。
「…ね、ねぇ神崎さん…見てたの…?」
未鈴は今さっきまでの自分の身に起きた惨状を理恵に見られていたかもしれないと恐る恐る聞いた。
「はい?見たって何をです? アタシ課長がちゃんと大人しく待っててくれたから少しは見直しましたわっ」
(…よかった…やっぱり今ちょうど来たばかりだったみたい…見られてなかったようだわ…)
理恵が訪問アポに行ってる最中、自分が風俗の客引きじみた真似をしていたなんて未鈴にはとても言えなかった。
「じゃあコレ鍵よ って課長、せっかく鍵外してあげたのに着けっぱなしだったんですねぇ 自分で外しても良かったのにっ」
そう言って理恵は再び未鈴の股間のハーネスに鍵をかけた。
「…あんな人目のある場所でこんなの外せる訳ないじゃないっ…」
「そうですよねぇ~人目がありますもんね~」
意味深な理恵の言葉に未鈴は先程までの自分の恥ずかしい姿を思い出すのだった。
ただ、あんな目に遭った事は誰にも知られる事も無く自分の胸の内に閉まっておけば良いだろう…一途の安堵を得る未鈴だった。
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数週間後、未鈴がこの日に遭った惨状も忘れかけていた頃…
社内の事務所、未鈴のデスク上に一通のA4サイズの封書が届いた。送り元は聞いたことの無い社名から届いた未鈴個人宛ての封書であった。
中を確認する未鈴は首を傾げる。
(…白紙の…履歴書…? それから…っ!…何よこれっ…!)
未鈴は数週間前のあの時遭遇した事を思い出す。
封書の中身は白紙の履歴書と、あの日、道端の歩道でビールケースの箱の上に立つ未鈴の姿の写真だった。
胸も露わに乳首にはニップル吸引器をぶら下げ股間には巨大バイブが貫かれ、ご丁寧に首にははっきりと写った社員証まで下げてガニ股姿で恍惚の表情を浮かべている未鈴の写真だった。
更にはもう一枚、送付状と銘打った文面の書かれた用紙が重ねられていた。
その送付状の文面には嫌味なほどご丁寧な文章に綴られていた。
(このエピソードは後程で綴っていく予定でいます)
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