とあるラブホテルの一室、早乙女未鈴は職場の部下の男、蛭間雄一に抱かれていた。
しかし、ベッドの上の二人は普通のカップルとは様子が違っていた。
蛭間の下で全裸で抱かれている未鈴は、気を失ったかの様に完全に眠り込んでいる。
未鈴を見下ろす蛭間の目は獲物を手に入れたかの様に嬉々として昏睡状態の未鈴とのハメ撮りにいそしんでいた。
「やれやれ、やっと目を覚まさないとはいえ、念願の早乙女未鈴とヤレたぜ」
「薬、効き過ぎたか…?マグロ状態は残念だけど今後が楽しみだぜ…そろそろアイツ呼ぶとするか」
蛭間は傍らのスマホを手に取り連絡を始めた。
「…おう俺だよ…予定通りだから部屋に来ていいよ~」
ほどなくして、部屋に一人の女が入ってきた、女の手には撮影用のスマホが握られている。
女の名は神崎理恵、未鈴と蛭間と同様に同じ会社の部下である。
「あら~ヤッちゃってるわねぇ~、このオンナ、ヤラれてるっていうのにホントに起きないわね~ じゃバッチリ撮ってるから計画通りに続けてね」
昏睡状態でされるがままの未鈴と蛭間の姿を撮影し続ける。
ピクリとも動かない未鈴の身体を起こし、自身のイチモツを未鈴の口に咥えさせては理恵のスマホに撮られ続けたのだ。
「…しっかり撮ってるけどさ…こんなので蛭間さんが言ってた動画がちゃんと作れるの?」
「ああ、バッチリだよ、本人が見たらビックリするようなの作るつもりさ~ まぁ今日は撮影だけだからそろそろ撤収しなきゃね」
早乙女未鈴36才は、課長として働く職場の部下で同期の蛭間雄一、そして入社2年目の若手部下の神崎理恵から知らず知らずの内に遺恨を抱かせていたのだった。
この日は未鈴が課長を務める職場内の課員による親睦会が開かれていた。
その中で出た料理の内、未鈴のアルコールのグラスには蛭間が盛った睡眠薬が入れられていたのだった。
蛭間と理恵の計画通り薬入りのグラスに口をつけた未鈴は、懇親会の途中で気を失う様に寝入ってしまった。
そして蛭間と理恵の申し出によって、未鈴を自宅まで送り届けようと途中退席したのであった。
翌日の昼過ぎ、未鈴は自宅のベッドで目を覚ました。
(…あれ…? うちのベッド…いつの間に…こんな時間まで寝てた…?…そういえば昨日は会社の親睦会で課の人達とお酒を飲んで…それから…思い出せない…)
昨夜の着衣のまま、シャワーも浴びず長い時間眠ったままの様だ。
ベッド脇のスマホには夫からのLine通知が光っていた。
【未鈴、昨夜はだいぶ酒飲んじゃったのかな?未鈴か全然起きないからって、夜に会社の蛭間さんと神崎さんって人がうちまで送り届けてくれたんだよ。お二人にはお礼を言っておいたよ。あと僕は今日、緊急で仕事になっちゃったから、僕は出掛けてるね】
親睦会の席で確かにお酒を口にしたのは覚えている。
(確かにお酒は飲んだけど…記憶を失うほど弱かったのかしら…)
(あの蛭間にうちまで送ってもらったなんて…でも神崎さんも一緒だったなら安心よね…)
夫からのLINEによると、会社の懇親会の中で自分はアルコールを飲み過ぎたせいか途中で寝込んでしまったらしい。
そして、同僚の蛭間と神崎理恵に介抱され自宅までタクシーで送られたと綴られていた。
職場の課長という役職の未鈴にとって、蛭間という男は同期であるが部下としては苦手を覚えていたのだ。
普段から仕事上でもゲスな会話やセクハラじみたトークをしている態度の蛭間に日頃から𠮟責をしている未鈴は、蛭間に自分の世話をさせたということ事態を悔やんでしまう。
蛭間一人が自分を送ってきたのなら、それこそ嫌悪感にゾッとしてしまうが、神崎理恵も一緒だったなら問題なかろう。
(…男の蛭間だけだとアブないから、きっと他の皆から若い神崎さんも着いて行くように言われたのね…彼女にこそ申し訳なかったわ…)
次の月曜の出社時に二人にお礼を言って、この件はもう忘れるだろうと思っている未鈴だった。
ふと気付くと未鈴は自らの着衣のズレに違和感を抱えたが、特に気にする訳も無くシャワーを浴び遅い休日を送るのだった。
…そのころ蛭間は、昨夜撮った未鈴の動画を使って作業にいそしんでいた。
(こんな感じでいいだろ、これを確認の為に神崎にも送ってと…)
未鈴が休日を送っている最中、蛭間と神崎理恵は自らの企みにほくそ笑んでいたのだった。
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