それを聞いた途端、「勝手にしろ!」と、ヒロシが吐き捨て出て行った。
玄関の外で車のエンジンがかかり、走り去る音が聞こえる。
ミホはベッドからピョンと飛び降りるとササっと玄関に向かい内側から鍵をかけた。
「ふぅ・・・」とミホが寝室に戻ってくる。
「ミホさん・・・」
呆気に取られていたタクマが慌てて口を開く。
「ヤバいっすよ!先輩怒っちゃいましたよ!?」
「そうだね・・・」
「え!いいんですか!?すぐに連絡したほうが・・・」
「いいのよ、どうせ今何か言ったって聞かないし、朝まで帰ってこないわ。それよりも、ごめんね?夫婦の問題に巻き込んじゃって・・・」
「いえ・・・俺は別に・・・ミホさんがいいなら・・・」
「はぁぁぁ・・・」と、一気に肩の力が抜け、ベッドに仰向けに倒れるタクマ。
「ふふ^ ^疲れちゃったね?w」
「なんでちょっと楽しそうなんですか!^^;」
「だってさ、アイツの顔見た?真っ赤にして怒ってさ・・・もういい気味wこれでちょっとは懲りるでしょ。」
そう言ってタクマの横に座るミホ。
「でも俺来週仕事行くの憂鬱っすよ・・・どうしよう・・・」
「それなら大丈夫、アイツが帰ってきたらタクマはあの後すぐ帰ったって言うからさ。アンタを懲らしめる為に一芝居うったって。」
「そんなんで上手くいきますかね・・・?まぁでももういいや・・・今は頭回らないっす・・・」
「それでさ・・・」
しばらくの沈黙のあと、ミホが口を開く。
「今すぐ帰っても、明日の朝帰っても、アイツには分からないよ・・・?」
「・・・え?」
ムクっと起き上がるタクマ。
「・・・ね?ホントにエッチしよーよ?」
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