『ラブホテルなんて何十年ぶりかしら?』
ピロートークと言うのか、普通に一戦交えて(何が普通かは置いといて)、俺の腕を枕にして 君代さんがポツリと言った。
土曜のランチは やはり口実で 君代さんも その気で誘ってくれたのだろう?
ご主人への腹いせもあったのだろうが、ファミレスで適当に昼食を済ませたあと、助手席に座った君代さんが『行きましょ、工藤さんの行きたい所、ね?』と俺の顔を笑みを浮かべて 覗きこんで言った。
「知りませんよ 何処に連れてかれても」と、
俺は 迷わずラブホを目指した。
「俺は 半年ぶり位ですかね?」
ラブホは数十年ぶりと言う君代さんに そう返した。
『あら、誰と?』
「この前言ったじゃないですか?、風俗に言ったって、その時 デリヘル呼んだんです」
『あら、そうだったの?』
『その時に若い子に来て貰ったんだ?』
「はい」
『でも工藤さん ババ専とか言ってなかった?、居なかったの?好みの熟女さん』
「居ましたよ」
「居るには居たんですけどね・・・・」
『何ぁに?、ちゃんと教えて』
『何で熟女さんに しなかったの?、何で?』
「その・・・」
「せっかく お金払ってヤルんですから したい事したいと思って…」
「そしたら その子しか空いてなくて」
『したい事って?』
「言わなきゃダメですか?」
『ダメ!、教えて』
「その、お尻でしたくて…」
『お尻って お尻?、お尻の穴にってこと?』
『アナルセックスってこと?』
『聞いた事は有るけど…』
『で?、出来たの?』
「はい」
「引きますよね? こんな男」
『ううん』
『そんな事ないわ』
『お互いが気持ち良ければ…』
『何でも有りで良いだとは思うけど…』
「変態でしょ?、俺」
『…そうね』
『この変態!、フフフ』
君代さんは 笑いながら言った
「君代さんのご主人も誰か居るって言ってましたよね?、染谷さんにも…、あっゴメンなさいご主人のこと言って」
「でも、君代さんは無かったんですか?、その…浮気とか」
「何十年ぶりとか言ってたから ラブホ」
『それは教えない!』
『って言うか、正直言うと有ったわよ、ずっと前に・・・・・』
「有ったんですね?」
『有ったって言うか・・・・・』
『……でも、やっぱり浮気ね アレも』
「アレも?」
「気になります、その アレって」
『女性だったの、相手の人』
「女性って レズって事ですか?」
『そうなるわね』
『だから来なかったわ こういうトコには』
「その女性とは今でも?」
『ううん、ずいぶん前に…』
「何でまた」
「バレたんですか?ご主人に」
『バレるはず無いじゃない、女性同士だもの』
「なら 何で?」
『気持ち良かったのよ』
『ツボを心得てるって言うの?、なにせ女性同士だからさ、終わりなんて無いしね』
『でもね・・・・・』
「でも、何ですか?」
「教えて下さいよ」
『・・・やっぱり最後はホンモノの…』
『分かるでしょ、ココまで言えば』
「最後はホンモノのチンポでって事てすか?』
『そう、そうね…』
『やっぱり血のかよったホンモノが良いわ、最後くらいは』
「……そうなんですね?」
「でも、ご主人とは?」
「無いんですか?、浮気してる罰とかで」
『有るわよ』
『忘れた頃にね』
『イったフリ位は してあげてるわ』
「…ですかぁ」
「でも、見てみたいなぁ、君代さんが他の女性と繋がってるトコ」
「2人に乳首吸われて、2人でチンポ舐められて、チンポと乳首 同時に攻められて…」
「で、2人が繋がってるトコに俺の挿れて」
「マンコでも アナルでも、空いてる方にチンポ突っ込んで、最高だろうなぁ?」
『嫌らしい 工藤さん、フフ』
「想像してらほら、こんなんなっちゃいましたよ、どうしましょうか?」
『…フフ』
『嫌らしいだから 工藤さん』
ギンギンに勃起したチンポを 妖しく光らせた瞳で俺の目を見ながら 長く伸ばした舌で舐め始めていた。
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