三回目は、シャワーを浴びた直後だった。
湯船で軽く体を洗い合い、互いの指輪を外さずに泡を流し、キスをしながらバスルームを出た。
タオル一枚ずつ巻いただけのまま、リビングに戻る。
ミキは濡れた髪を指で梳きながら、ソファに腰を下ろした。
バスタオルが胸の下でゆるく巻かれていて、谷間が深く覗いている。
水滴が鎖骨から胸のふくらみを伝い、ぽたぽたと太ももに落ちる。
ナオトは向かいに座り、ただ見つめていた。
「……どうしたの?」
「いや、綺麗だなって」
ミキは照れたように笑って、タオルの端を少し緩めた。
白い肌が露わになり、乳首はまだ先ほどまでの愛撫で赤く充血している。
ナオトは立ち上がり、ミキの前に跪いた。
タオルをゆっくりと解き、彼女の裸をあらわにする。
「……もう、恥ずかしい」
「三回目だろ?」
「三回目だから……余計に恥ずかしい」
ナオトはミキの膝をそっと開き、顔を近づけた。
シャワーの後なのに、まだ熱と匂いが残っている。
舌を這わせる。
「あっ……待って、まだ敏感……!」
ミキの腰が跳ねた。
ナオトは両手で太ももを押さえ、ゆっくりと舐め上げる。
クリトリスを舌先で弾くと、ミキの指がナオトの髪を掴んだ。
「だめ……声、出ちゃう……んっ、んんっ!」
二度イかせた。
一度目は舌だけで。
二度目は指を二本挿れて、Gスポットを擦りながらクリトリスを吸った。
ミキは涙目でナオトを見下ろしている。
「……もう、入れて……お願い」
ナオトは立ち上がり、ミキをソファに押し倒した。
今回はコンドームなんて最初から眼中になかった。
生のまま、ゆっくりと挿入する。
「……あぁ……すごい熱……」
ミキの中は、さっきまでの絶頂でぐちゃぐちゃに濡れている。
それでもナオトのものをきつく締め付けて離さない。
ナオトは深く沈み込み、動きを止めた。
「……動いていい?」
ミキは小さく頷いて、両手をナオトの背中に回す。
指輪が冷たく光る。
腰をゆっくりと引き、深く突き入れる。
一度、一度、確実に奥を打つ。
「あっ……そこ、そこだめ……!」
ミキの声が裏返る。
ナオトは速度を上げた。
ソファが軋む。
汗が飛び散る。
結合部から白い泡が立ち、糸を引く。
ミキは足をナオトの腰に絡め、もっと深く求めている。
「……もっと、強く……壊れるくらい……!」
ナオトは本当に強く腰を打ちつけた。
肉がぶつかる音。
ミキの喘ぎが叫びに変わる。
「イク……またイク……ナオト、一緒に……!」
ナオトは最奥まで突き入れ、
三度目の射精を始めた。
びゅるっ、びゅるっ、びゅるっ。
熱い精液が、ミキの奥を直撃する。
量はもう信じられないほどだった。
ミキの体がびくびくと痙攣し、
膣が収縮するたびに、ナオトのものを絞り出す。
「……すごい……まだ出てる……お腹、熱い……」
ミキは涙を浮かべて笑った。
ナオトは繋がったまま、ミキの額にキスを落とす。
「……俺、もうお前なしじゃ生きていけないかもしれない」
ミキは小さく首を振って、
ナオトの首に腕を回した。
「私も……同じ」
二人はそのまま重なり合い、
夜が明けるまで、何度も何度も体を重ね続けた。
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