そして翌日仕事上がりになり、ある程度の工期も終え、みんなで一杯やることに。
そこには、鳶の若い男から、日雇いの中年男まで。
社長の男は酒も入り、気分も大きくなり、昨日の事を思い出した。
「そやそや。みんな仕事で疲れて、うまいもん食うて、酒飲んで、次は女欲しいんちゃうか?」
「え?親方?風俗でも?若いピチピチの女おる店紹介しましょうか?」
「ワシかいな?ワシはええわ。みんなはどないや?」
「親方。ワシら中年のハゲたオッサンは、風俗しかありまへんで。素股や尺八では金出すのももったいない。若い衆は女おったりで別やけど。。。」
「え?そうかいな。」
「そうでっせ。風俗でさえ、嫌な顔しよる時もありまっせ。こっちは金払うて行っとるのに。でも、長い間、オメ○するどころか、オメ○すら見てないのぉ。。。」
「ほんまほんま。このまま、枯れるのみ(笑)」
「そうかそうか。ほな、今日はオッサン3人はワシに付いてこい。」
「え?どういう事でっか?」
「だから、ワシに付いてこいちゅうてるんや。今日は若いのはおいて、オッサン3人にワシからの気持ちだけのプレゼントでもやろうかとな。ハハハッ」
「よ、ようわかりまへんけど。」
「ま、後でな。ほな、みんな今日はゆっくり飲んで帰れ。気をつけてな。車は運転したらあかんで。」
「わかりました。ごちそうさまでした。気をつけて、いってらっしゃい。」
こうして、社長と日雇いの3人は店を出て、若い衆は店に残った。
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