残念ながら誰にも見つからずに保健室まで生還した日の翌日、由美子は自分のテリトリーである保健室のデスクでため息をつく。
いつから、私はこんな変態女になってしまったのだろうか・・・
それは限界まで自分を抑えつけ、けれど欲望に負けてしまった日の後に毎回のように自分に向ける問いだった。
いけないと分かっているのに、危険だと理解しているのに こんな変態行為に至ってしまうのは何故なのか。
小さな頃から良い子だと褒められて育ってきた。
両親の期待を裏切ったことなどないし、教師達からも真面目だと言われ続けていた。
でもいつからか、自分の心の中には歪んだ怪物が棲みついていた。
いけないこと、恥ずかしいこと・・・そんな事にばかり惹かれる自分がいた。
いけないと思えば思うほど強く惹かれてしまう。
我慢すればするほど、その思いは強くなっていった。
初めてはプールの授業の日の朝、着替えのための下着をカバンから出して学校にいった。
これはミスなんだから仕方がないんだとゆう周囲への言い訳を用意していたのだが、下着を着けずに過ごした学校での4時間は 想像を絶するほど強烈な体験になる。
その日の記憶は今も鮮明に残っている。
ノーパンで過ごしている間中ずっと恥ずかしくて、もしかしたら周りに聞こえるんじゃないかと思うくらい心臓が激しく高鳴っていた。
友人に、男子の誰かに、教師に、、、誰かにバレてしまうんじゃないかと思うと、それだけでクラクラしてしまうくらい興奮した。
本当はもうバレてしまってるんじゃないか、この教室の誰かは私がノーパンだと知ってるんじゃないかとゆう思いに襲われ、もしバレてたら何を言われるのか、本当に知られたらどう思われるか・・・と考えていると、その日のうちに いわゆる『脳イキ』まで経験してしまった。
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