やはり、もしかして、失敗だったのだろうか・・・
俺はそんな事を考えながら駅に向かって歩いていた。
いつものように玄関までついてきて俺を送り出してくれた妻の笑顔を思い出す。
「心配しないで」
「そんな悪いコトじゃないわ」
「きっと貴方も喜んでくれるはずだから」
俺は妻の笑顔と、その満面の笑みで言った言葉を思い出しながら悪寒を感じていた。
駅の改札を通りながらも、いつもの電車に乗り込みながらも悪寒が消えない。
まさか・・・そうやって湧いてきそうになる最悪な想像を振り払うので精一杯だった。
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