朦朧とする意識で壁の時計を見ると もう3時を過ぎていた。
妻が出て行ってから5時間も経っている。
その5時間で、俺はタブレットを片手に もう4回もオナニーしてしまっていた。
下半身だけ裸の なんとも情けない姿だ。
右足の足首に絡みついたトランクスが情けなさを増大させる。
俺は妻の帰宅は何時になるだろうかと思いながら、それまでに床に散らばるティッシュだけでも片付けておかねばと手を伸ばした。
大丈夫だ、そんな事があるはずがない・・・そう何度も繰り返したが、それでも妄想は止まらなかった。
駅まで移動し、男の家には11時には着いただろうか・・・
騎乗位の姿で全員に奉仕し、精液を飲み込みながら膣奥に受け止めるのに30分・・・
じゃぁ男達の『遊び』は3時間以上も続いたのか・・・
3時間・・・
全員が20回は挿入し、乱暴に掻き回したのか・・・
最初のから合わせると3時間半のセックス・・・まさに『拷問』だな・・・
妄想の中で、男達は缶ビールを片手に祝杯を挙げていた。
人妻を徹底的に破壊しつくし、自分達への絶対服従を誓わせたことに・・・
旦那の存在を塗りつぶし、旦那への呪いの言葉を引き出したことに・・・
都合のいい便利な玩具を手に入れたことに・・・
「じゃ、次は誰からいく?」
「もう少し休ませてからにしようぜ、今は狂ってて従順すぎるから楽しくねぇよ」
「そうだな、さっき乳首を抓り上げたら それだけでイってたからな」
最後の仕上げは きちんと意識を取り戻させてからの方が効果的だと男達は知っているようだ。
理性のカケラが復活し、自分が女であると自覚させ、旦那の顔と名前をはっきり思い出してから仕上げをしなければならない。
男達は笑いを噛み殺しながら妻を見下ろしている。
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