「そうだったのか、、、」
服装もやはり宏美のアピールだったんだ、、、
「でも怖かったんだよ、、、一番大切な人を失うことになるじゃないかって、、、」
「俺も宏美を失いたくない、、、」
「失わないよ、絶対に、、、だからずっと友達でいよう、、、このままがいい、、、恋人より夫婦より大切な友達でいたい、、、」
そうかも知れない、、、
完全に男と女の関係になれば、それなりの感情がもつれ合うことになる。
今の海斗にはそれが良く分かる。
「分かった、、、以前の二人に戻るということだな、、、寂しいけど、今日限り、エッチは無しに、、、」
「イヤだ、、、エッチはする、、、ときどきでいいの、、、お願い、、、その時だけは海斗の恋人でいたい、、、」
「ワガママなやつだな、、、でも宏美には逆らえない、、、」
海斗は態勢を入れ替え抱き締める。
「あん、、、海斗の当たってる、、、また欲しくなっちゃう、、、」
「俺もシタい、、、俺たち友達だけど、、、俺はオンナとしても宏美が好きだからな、、、」
「ああっ、海斗、、、嬉しい、、、」
耳元で囁く。
「俺とシタいか?」
「シタい、、、」
「何をシタい?」
「ああっ、いや、、、セックス、、シタい、、、」
「俺のが欲しいか?」
「欲しい、、、海斗の大っきい、、おチ○ポ欲しい、、、」
「いっぱいスルからな、、、」
「ああっ、わたしもいっぱいシタい、、、海斗とイヤらしいセックス、イッパイする!」
激しく抱き合い二人は求め合った。
一人暮らしも半年が過ぎた頃、突然詩織から連絡があった。
互いの近況を話そうと逢うことになった。
詩織も今回の件の被害者だ。
ずっと気になっていた。
だから海斗はその提案を受け入れた。
それに詩織にはある想い入れもある、、、
互いの仕事帰りカフェで待ち合わせをした。
先に海斗が着き、詩織はその10分後にやって来た。
「ごめんね、待たせて、、、」
「いや、さっき来たところだよ、、、」
久しぶりに見る詩織は以前にも増して美しく見えた。
髪をライトブラウンに染めミディアムボブの髪型が似合っていて若さを感じさせた。
「久しぶりだね、元気にしてた?」
「まあな、、、詩織も元気そうだな、、、それに一段とキレイになった、、、」
「またあ、、、でも嬉しいかな、、、海斗くんに言われると、、、」
変わらない穏やかな笑みを浮かべていたが、以前よりも生き生きとしている気がした。
肌も艷めいてオンナの盛りを感じさせる。
つづく
※元投稿はこちら >>