そんな破滅的なオナニーを毎日、『女』が投稿を更新した日などはほとんど終日のように繰り返した敬子の精神が堕ちるのに さして時間はかからなかった。
安全で平和な日常を守りつつ、それこそ旦那の前では敬子自身も不思議に思うくらい『いつも通り』を保ったまま加速度的に壊れていった。
自慰をしない日などすぐに無くなった。
旦那のいる休日にさえトイレで、風呂で妄想にふけってはイキ狂った。
旦那を送り出した直後からクリトリスを弄るようになり、そのうち旦那が朝食を食べている最中からオナニーの準備をするようになった。
家事を家族にバレない限界までサボってマンコを掻き回し、買い物に出る時間さえ惜しんで食材を通販に頼ってまでイキ狂い続けた。
『男達』の代役は指から栄養ドリンクの瓶に代わり、だんだんと太く長くなっていった。
ピンポーーーン
チャイムが鳴ったのは10時になる少し前だった。
敬子は妄想から現実に引き戻された事に少し不機嫌になりながら、自分の愛液でドロドロになった指で脱ぎ捨てた部屋着のTシャツに手を伸ばした。
そのすぐ横に下着も散乱していたが それを履くよりも早く2回目のチャイムが鳴り、少し急かされた気分になってそのまま玄関に向かう。
Tシャツは鎖骨ほどまでしかなく股間どころか陰毛も隠せていないのは自覚していたが、それは『コレ』を注文する時にされた脳内の男達による『命令』だったので抵抗はしなかった。
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