私にとっては奇妙な3人の生活が始まりました。
朝食を作り後片付け、掃除に洗濯、昼食、夕食の準備とお風呂洗い、旦那様が帰るとお着替えを用意し、夕食と後片付け、その合間に奥様の体を拭き着替えをお手伝いし、あとは奥様の用事とお手伝い。
時間に余裕も出て来てからは家の中だけではなく、庭の掃除をしたり花を植えたり、奥様の車椅子を押して散歩も行ったりしていました。
最初の頃は奥様も旦那様に気を使ってくださり、「真希さん、悪いけど○○してくださる、」とか、「悪いけど○○取ってください、」とか言っていましたが、そのうちだんだんと打ち解けあっていきました。
それに自分の部屋も頂きました。ビジネスホテル風なんですが、バストイレもあってベッドルームも10畳あるんです。
そこで寝泊まりをし旦那様に呼ばれたときだけ2階の寝室へ行くのです。
そこはご夫婦の寝室ではなくゲストルームのような、、ベッドとガラス張りのお風呂とトイレがあり私にとってはセックスルームなんです。
旦那様に2時間ほど抱いていただき、そのあとはガウンを巻いて自分の部屋に戻っていくのです。
その間奥様は自分たちの夫婦の寝室で待っておられるのです。
奥様もすでに車いす生活4年で前の女中さんと旦那様の性行為も公認と言う事で、特に機嫌が悪くなると言う事もありませんでした。
旦那様も外で女性を作るよりは、家の中で奥さん公認の女性とセックスした方がいいと思ったのでしょう。
ですから旦那様と一晩中一緒と言う事もありませんでした。
そして楽しみと言えば、会社の車で送ってもらって子供に会いに行くこと。
実家の母が二人の子供の面倒を見てくれているのですが、やんちゃ盛りででも私が行くと駆け寄って来てくれて抱き付いてくるのです。
それでも母は私のことを気遣ってくれて、大丈夫とか困ったことないとか聞いてくるんです。
「お母さん、親切にしてもらっている、お母さんには悪いと思っているけどもう少し子供のことお願いね。」と言って抱き合っています。
しかし帰るときは悲しくて寂しくて、、だからできるだけ子供が寝ている時に帰るのです。
実家に帰った夜は旦那様に呼ばれることはありませんでした。
私が悲しみ泣いている顔を見るのがいやだそうです。
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