あなたのために③
妻は遠に枯れていると思っていた………
元々、飲み会で知り合った10も離れた女、子供が出来なければ一緒いたかどうかも………
なんとなく出会って、なんとなく付き合って、なんとなくセックスをしていた。
体の相性が特別良かった訳も、悪かった訳でもない、
まぁ〜若い頃の性の吐口ってやつだった。
そんな女が突然妊娠を告げる………
着けるもんも着けなきゃ出来るわなぁ〜別に責任取るとかそんなのじゃない………逃げるのも面倒だった………
ただそれだけ。
そんな感じだから案の定、すぐにレスになった。
妻の出産後、俺は求めなくなったし、妻から求められた事もなかった。
互い良き夫、良き妻として生活を共にする。
女が欲しくなれば飲み屋のオンナを口説いたり、店に行ったり、40代の頃は20代の部下と不倫もしていた。
今思っても良い女だった。
きっかけは仕事の面倒を見ていたらなんとなく………
俺はそう思っていたのだが………結局、彼女には彼氏がいて、その彼の性癖が寝取られだった。
彼女と体の関係を持つ様になってから3ヶ月がたった頃、
「実はわたし彼氏がいて…その彼がNTRでさぁ〜
わたしとの行為を動画で撮って欲しいって…」
NTR?何を言ってるんだって思ったよ、初めはふざけてると思っていた。けど、話を聞くうちになんとも言えない興奮が………その日は家に帰らず、ずっと彼女を抱いた………。
その後、彼氏公認の間男として、彼氏からの指示と言われる行為を色々やった。
青姦、痴漢プレイ、露出、SM、そしてまた貸し………
約5年、5年も彼女との関係は続いた。
最後の方はすっかり俺自身が寝取られる事の興奮を覚えていた。直接のプレイに参加しないで、複数の男に彼女を抱かせていた。
彼女が野獣の様な男たちに襲われ犯され、淫らで妖艶にあえぎ、精子まみれになる姿………それを動画で取りなら自分のペニスをしごいていた………。
残念だったのはその動画は、全て彼氏への献上品で一つも俺の手元には残ってない、そんな彼女との別れは突然やってきた。
「妊娠したわ〜安心してあなたの子じゃないわ…
そもそもあなた最近わたしとシテないでしょ?
彼とあなた以外の男よ………
遊びわ終わり別れましょう………」
そう言って彼女は会社を辞めて俺の元を去って行った。
後に残ったのはこの性癖だけ………。
あれから5年以上、俺は二度と味わえないだろう快楽求めて、今も某サイトの掲示板を彷徨っていた………
あの日まで…。
あの日、おそらく妻は俺のスマホを覗いていた…………
罵声でも飛んでくるかと思ったが………やはりつまらん女だ………。
妻は俺のスマホを見なかった事にした。
そう思っていたのだが、しばらくしてある異変に気付く………いつもの調子で家で飲んだ後、ソファーで寝っ転がっていると………
「………なんだ?この匂い………」
その匂いは5年以上前の記憶を、鮮明に甦らせるほど強烈だった………微かに匂う女の匂い、まさか妻が男と………いやこれは男女か交わる淫靡な匂いじゃない………
彼女はいわゆる潮吹き女だった、それに近い匂い………
思わず妻の顔を見るが、いつもの様にもの静けに本を読んでいる………なんでだ?よく見ると妙に色っぽい………こいつは本当にアイなのか?
気が付くと俺はソファーで妻を犯していた………実に20年振りの性行為、妻も最初こそ抵抗していたが、直ぐに俺を受け入れて情熱的な奉仕までしてくれる………
それから事あるごとに俺は妻を犯した、犯して犯して犯して犯しまくった………まるで20年を埋める様に………
心なしか妻もそれを受け入れて、二人の関係は以前よりも良くなった、俺自身も嬉しかった、五十を過ぎてこのまま枯れて行くそう思っていた矢先だ、まだまだ俺はいける自信もみなぎってきた!!そう思っていたが、やはり年には勝てない、このままだと1ヶ月も持たない、また元に戻る………やはりあれを………
断腸の思いで某サイトの掲示板で、有名な彼に連絡を取る事にした………。
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