あなたのために12
結局、生理が終わったのは三日後だった。
その日、彼にLINEを入れるとその夜に返信が……。
お疲れ様です。早速明日からトレーニングを開始します。
時間は午前11時〇〇駅に、服は以前送った荷物のを着用して下さい。
淡々とした内容……私の生理中に新たな服が送られてきていた………
「明日はこれを着きてそして付けるのね……」
不思議なもので生理が終わるとウソの様に性欲が沸く……
寝室のクローゼットから彼から送られた服を取り出し、それを体に合わせる……高揚感で体は疼いているのを感じた………。
もう直ぐ初夏を迎える穏やかな日、暑くも寒くもない心地よいはずの温度なのに、アイは汗ばんでいた……。
目的の駅まであと3駅の所で、不幸にも車両トラブルに見舞われた、彼のと約束の時間を守るため、バスに乗り換えたのだが、当然バスは満員となっていた。
アイは満員のバスの中でじっと耐えている、アイと同様の駅に向かう男子大学生達に囲まれ、彼らと肌が密着する………普段のアイならさほど気にならないが………アイの外と中で無機質の機械が、
ブーン、ブーン、ブーン
ブーーーン、ブーーーン
と、振動音を立てながらアイを犯している………
バスは停車をするたびに、エンジン音が消え、微か振動音が周囲に聞こえてる………
「おい!!お前のスマホのマナーなってないか?
あれ?別のも?」
そんな話を隣の男子学生がする………。
底知り得ぬ高揚感に包まれ、喜びの汁が股から太ももに垂れていく感覚を味わい、思わず歓喜の声がこぼれそうになっていた………。
約束の時間前に待ち合わせの駅に着くと彼はすでに待っていた。
「はぁ…はぁ……あっ…こんにちわ…お待たせしました……」
鼻息荒く彼に声をかけると………
「いえいえこのトラブルの中、良く待ち合わせ前に来れましたね!!でわ早速行きましょう!!」
笑顔でそう言って、腰な手を当てエスコートしてくれる。彼の手にアイは思わずビクッと腰が動く………
駅近くのショッピングモールのエレベーターの中で、彼はおもむろにサマーコート中に手を入れて、太もも、お尻と撫でて、振動をチェックする………思わず声が………
「あっ……」
「おやおやだいぶ濡れてますねぇ〜来る途中に楽しいイベントでも?」
そう尋ねられたので、素直にバスの中のことを話す………
「そうですか!!それ良い体験でしたね!!やはり貴女はこっちが好みの様だ!!」
彼は歩きながら嬉しそうに話をして……
「さぁ〜着きましたまずわここから………」
着いたのは変哲もないただの本屋………
「この辺は大学生が多くて……ほらあそこにも………」
そう言って物静かに立ち読みをしている大学生を指差す
「彼の隣でローターを使ってオナニーをしてきて下さい」
アイはコクリとうなずき、言われた通りそれとなく大学生の側に………
サマーコートに手を忍ばせる………
アイの息は荒く、静寂に包まれるなか、2種類の振動音が鳴り響く………
「はぁ………んん!!……んん………あっ!!」
彼から届いた服はこのサマーコート、下は前回と同じボディースッキング、そして新たな遠隔ローターと固定バンド付きのローター ………
アイはクリトリストとあそこを同時に2種のローターに犯され悶える………
隣の男子学生がアイの異変に気付く………男子学生がジロジロとアイを見る………アイは素知らぬ表情を取り繕うとするが、聞こえて来る振動音は明らかにアイから………
アイは固定バンドのローターをクリトリストに強く押し当てる………背徳感と羞恥心がアイの脳を溶かし、ローターの振動が快感として全身に駆け巡る………
「あっ………んん!!」
ガクガクと足が震えて、アイはよろめきながら本棚に手を携え身体を押さえる………
その一部始終を見ていた男子学生は震える声で………
「あっあの………大丈夫ですか?」
アイは艶っぽい表情で………
「ちょっとめまいが………大丈夫………ありがとうございます………」
そう悩ましい笑みで答えた………。
昼下がりの人気の無いショッピングモール地下駐車………その場には不釣り合いな2種の無機質な機械音が鳴り響く………
その機械音に反応する妖艶な甘い女のあえぎ声………
女はペニスをしゃぶりながら、言葉にならない甘いあえぎ声で、機械に犯される喜びを奏でる………
女は悶え虚な表情で、いきり立つペニスの主人を見つめてあえぐ……
身なりの良い紳士は、さっき知り合った男子学生のペニスをしゃぶりながら、嬉しそうに機械に犯されてる女を撮影する………。
女は自分の子供と変わらない歳のペニスを口に頬張り、喜びのあえぎを………
まだ女を知らないであろう男子学生は、堪えきれなくなり
女の口に射精する………口に広がる若いオスの性液が女をより狂わす………若いオスの性液を丁寧に舌で吸い取り、ゴクリと、喉を鳴らしてのみ干す………。
その女は穏やかにそれでいて確実に、自身のモラルが壊れていく快感を味わっていた………。
帰りの電車て、先ほどの出来事を思い出す………。
結局、彼の指示で同じ事を2回繰り返し、アイの口の中には、若いオス達の性液の匂いが残っている………。
彼らはアイの口で果てる時、なんとも言えない視線でアイを見つめる………
アイはそれを思い出すだけで、体が熱くなる………
アイを犯し続けたローター達は、今は力無くその場で沈黙をしているが……アイはそれを愛おしく感じて外すことをしなかった………いや……あわよくば、また元気に犯してくれる………そんなことを思ったのかもしれない………
別れ際に彼は……
「今日のことを旦那さんに話して抱いてもらいなさい………」
そう言われた………けど………私は満足して出来るの?
夫のために始めたことが、アイの中で少しずつ変わろうとしている………。
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