あなたのために⑧
結局、その日の夜に彼からの連絡は無く、火照った体を慰めることも出来ずただ耐え忍んでいた。
それからさらに二日……彼からの連絡は無い……
何度か自慰行為の嘆願を考えたが、怖くて連絡が出来なかった……でも体のうずきが………。
そして次の日の午前中……
トゥルルル…トゥルルル…
呼び出し音を聞くだけでなんとも言えない高揚感と下半身から熱いものを感じでいく………。
「はい………もしもし」
彼の声を聞いただけで ジュワ… っと濡れたのがわかった……。
「もしもし……わたしです……。
お願いがありまて……あの………………」
恥ずかしさで喉が詰まる……ただ一言言うだけなに……
そして電話する事によって、性を管理されているという事実が、脳と体に快楽として駆けめぐり……
「あっ…………」
思わず……あえぎ声の様な声がこぼれる………。
「………どうやらちゃんと約束を守っている様ですねぇ、そして、限界を迎えようともしている………
とても良い傾向です。さぁ〜遠慮なく懇願しなさい………欲望のままに………」
ただ、彼が言葉を発するだけで、まるで優しくあいぶされている様な感覚が、理性と本能の境が曖昧にしていく……
「……おっ……お願いします……いじらせて………くっ下さい………」
ただそう言っただけなのに………
あそこから ジュワ… っと愛液が………
「良いでしょ……でわ、パンツ越しに指で撫でるのです……」
彼にそう言われスカート中に手を入れて、パンツ越しにクリトリスを撫でる……
「あっ…あっ………あっああん………」
強い刺激が体から脳に伝わり溶けていく感覚……
あそこが ヒクヒク と小刻みに動き……
さらなる快楽を欲しがる………。
「あ……だめ……もっと……もっと……」
理性を失いパンツの中に手を入れてあそこの内で指を………
より気持ちいい所を…………
より強い刺激が味わえる場所に………
ただそれだけを求めて無心に指を動かす…………
あそこから愛液が溢れる快感が………
「あああっ……だめっ……あっ……あっ……あああ………」
強烈な刺激と快楽が、波の様に全身伝わり果てる………。なんとも言えない心地よい余韻に浸りながらあそこを優しく撫でる………。
「お疲れ様……とても素敵でしたよ………」
その言葉を聞いて、彼の存在を思い出して恥ずかしくなる………それと同時に、新たな欲望も………。
「あっ……ありがとうございます……。」
恥ずかしさを隠すためだったのか、本心から出たのか………思わずそんな言葉を口にしていた。
その後、彼は前回のトレーニングの内容の意味を、話してくれた。
わたしに合わせたかった人物は、わたしの隣に座っていた女性……。
私が喫茶店でした質問通りの、体験をしたのが彼女だった………。
詳しい経緯は教えてもらえなかったが、彼が彼女を保護した時には、すでに心身共に壊れていた……。
彼女は欲望のままに男を求める……いわゆるSEX依存症の一歩手前……彼が言うには、彼女の行為は快楽の無い、本能だけの部分……ゆえにただ男と交わると………
彼女のトレーニング……調教をしていた自称調教師は、彼女を秘密クラブで売春をさせていたと、警察に保護してされた時は、すでに廃人の様に男を求めていた……
そして彼にこう言われた………
「あなたと彼女はよく似ている……あなた達は本来この世界に、足を踏み入れるべきでは無い………」
そう言われて怖くなった……けど……彼は……
「私の言う事を信じてついて来なさい………正しくあなたを導いてあげます………」
そう言って彼は電話切った………。
後に残ったのは、なんとも言えない思いと新たに目覚める欲望だった。
妻の様子がおかしい〜三日前当たりからだろうか?
なんだかソワソワしていて落ち着きが無い………
何よりも妙に色っぽい……きっと彼の調教が始まっているのだろう………
何よりも四日前、突然妻が俺の前で裸になった………
そして俺の股を漁って、おもむろに息子をしゃぶり出してオナニー始めた………あの堅物だった妻が……
いや〜実にビックリした!!
その日は妻は調教師に会った日、妻は彼の前でオナニをした事を話してくれた。あの妻が!!
興奮したよ〜気持ち良かった!!程よいところで、ベットに連れて行こうと思っていたけど、あまりの興奮に………
妻も一人で果てていた、もう一回ぐらい……そう思ってベットに連れて行こうとしたら……
まぁ〜彼からのLINEでしばらく妻に手を出すなと言われていたから〜
彼との契約は、金銭的な報酬を払わない代わりに、余計な詮索と介入を禁止されている。
こんな事なら適当な男に妻を寝取らせて、妻を躾ければ………そう思ったが、彼の評判はすこぶるイイ!!
確かに妻は変わってきた!!もう少し彼に妻を預けてみよう。
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