そこには女が床に這いつくばっていた
黄色い液体の水溜りの中で、まるで土下座しているような格好で床に吸い付いている
見えてはいないのにヒョットコのようにマヌケに伸ばした唇と、小便を吸うズルズルとゆう音が聞こえてきそうな画像だった。
女の背中にはびっしりと黄色い飛沫がこびりつき、重なり合ったものから順番に皮膚の上を垂れ流れていっていた。
水溜りについた髪の毛の濡れ具合など、絶対にそんな事があるはずがないのにリアルとしか思えない。
「コレさ、この女、小便をジュルジュルッて吸いながら泣いたんだぜ!
なんかどうしようもなくなって涙が溢れてきたって感じでさ、静か〜に涙だけ流してんの
で、プッツンきちゃったんだよね〜」
恥辱、屈辱、汚辱、、、
いったいどれだけの感情が女の心の中で渦巻いたのか・・・
その全てが女の精神を崩壊させた
女は泣きながら笑い、以降は自分から汚物にまみれたらしい
それは一時的なものかもしれないが理性も倫理もプライドも、およそ世の女性が絶対に手放す事ができない何かを粉々に打ち砕いた
「ありゃ、もう戻れないよ
やった事は消さないからな
今から何をやったって、もう無かったことに出来るはずがないよな」
そう言って笑い転げるショータが少し怖かった
※元投稿はこちら >>