「いやぁ悠人!お前、マ・ジ・デ!最高だよ!」
2日後に再開したショータは、今まで見た事がないくらい上機嫌だった。
学校でもずっとソワソワしていたから予想はついているが、よっぽど自信作が作れたんだろう。
「マジでスゲエな!俺、キングになったんだよ、これで来週まで好き放題だぜ。
そろそろ狙いたかったからタイミングバッチリ!やっぱ血は争えないってやつか?」
「なんだよ『血』って、何の関係があるんだよ」
「まぁまぁ、ちゃんと撮ってきたから見てみろよ」
そう言ってショータは携帯の画面を俺に向けた。
それを見た瞬間、俺はそれまでの全ての思考が吹っ飛んでしまった。
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