「って感じのコト考えてたんだけど、どうかな」
「・・・すげぇな、おまえ」
あの日の妄想・・・いや、あの日から頭の中にこびりついて離れない妄想をショータに打ち明けたのは3日後の放課後だった。
ここ数日は塾が4時半からだったので話せなかったのだが、今日はまたコウジとトオルが居ないので都合がいい。
俺は自分の頭に浮かんだ妄想を詳細に説明していった。
しかし、友人達の母親を盗撮し、こんなコラ画像まで作った変態男に変態度合いで褒められるのは複雑な気分だ。
俺は「お前がな」とゆう言葉を飲み込んでショータの意見を待った。
「便器は小便を飲み干すまでが役割、か・・・で、溢した小便は床に這いつくばって・・・」
「これ、画像作れないかな・・・」
「え、コレ?このシチュエーションの写真を?」
写真・・・
ショータは最近、言い間違いとゆうか表現の間違いが酷い。
先日も『俺らはよくキョウコって呼んだりする』『キョウコの舌が舐めてない場所なんて俺らの体のどこにも・・・』『同時に全員でてきるように』『キョウコの家』、、、まるで本当に自分達が、、、コウジとトオルを含めた3人が、本当に母と関係を持っているかのような言い回しだ。
特にシャワーを浴びたら『俺は』小便がしたくなる。
『他の2人もそうみたいだけど』だなんて、最悪だ。
そんな表現をするから俺の妄想が変にリアルになってしまう。
家で母を見た時にふと変な気分になってしまうのは、きっとショータのこの変な表現が原因だろう。
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