「そろそろ良いんじゃね?」
「覗くかな」
「絶対覗くだろ、てか今でもチラチラ見てくるし」
「悠人には、どうする?」
「まだ言わなくていいんじゃね?知ったら、どうせ止めるだろうし」
「ま、そうだよな」
「誰が行く?」
「ま、いつも通りコウジだろうな」
「また俺かよ」
「お前が一番デカイんだから、しょうがないだろ」
「そうそう、せっかくここまで来たんだ。最初が肝心だからな」
「アレ、やっててけっこう虚しいんだぜ」
「ハハハハ」
「なんかアドバイスある?」
「あ、コレなんて良いんじゃない?」
「なに?」
「夫婦の寝室ってやつにボイスレコーダーを仕込んだんだけどさ」
「悪っ」
「エグッ」
「まぁまぁ・・・それでさ、面白い音声が撮れたんだよ。聞いてみ?面白いから」
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