「こんな若い子が私みたいなババアを相手にするわけないでしょ?今年から大学生で、学校に行ったらピチピチな若い子がいっぱいいるんだから」
そう言ってケラケラと笑いながら、久美子さんはゲンさんの腕に抱きついたまま体を前後に揺らして笑った。
しかしその動きに少し不自然さを感じるくらい、久美子さんの右手は青年の股間の方向に伸びたまま動いていなかった。
そして久美子さんの体が前後に揺れるたび、青年はさらに俯き固まっていく。
「へへ、へ、け、けどさ、久美子さん魅力的だから、男なら一発くらいお相手してもらいたくなるんじゃないかな、へへへへ、、、、」
そう言ってニヤニヤと笑ったのは、よくゲンさんの金で飲ませてもらってるユージだ。
なんとも気持ちの悪い その場を凍りつかせる下ネタばかり言うチビデブで、どっかの工場で期間工をしているらしいが 一生このままなのだろうと こちらが勝手に絶望してしまうくらいに この安居酒屋の似合う男。
そのユージと、いつもユージと一緒に店に来るチビデブのユージと真逆でプロレスラーのような体格をした無口なコージの二人のせいで・・・いや、二人のおかげで、青年は久美子さんの被害にあっているのだろう。
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