LINEを交換して東京に戻った日の夜、彼女からLINEが届いた。
┃昨日は本当にありがとう。身体の奥まで、まだジンジンしてるよ。
┃なんか…夢みたいだった。
その一文に、妙な甘さが残っていて。
僕はすぐに返信した。
┃また大阪に行くとき、時間あったら会おうか。
┃うん、会いたい。もっとしてほしい…
それからは、定期的なやり取りが続いた。
「今日は旦那が遅いから寂しい」「さっきお風呂で思い出しちゃった」
そんな小さな言葉の中に、確かに欲が混じっていた。
そして1ヶ月後。
再び大阪へ出張。
彼女は前と同じように駅まで来てくれた。
前より少し華やかな服装。リップも濃いめ。
そして、どこか“抱かれる準備”が整った女の顔だった。
高層階のホテル。
部屋に入るなり、彼女は言った。
「今日は、ちょっとだけ…私、攻めてみたい」
そう言って、彼女は僕の服をゆっくり脱がせながら、
自分から膝をついて、俺のモノを口に含んだ。
前回とは違う、積極的な舌遣い。
唾液でたっぷり濡らし、舌を裏筋に這わせながら根元までじゅぽじゅぽと音を立てて咥える。
「ん…んっ…すごく硬くなってる…うれしい…」
その後のセックスは、前回よりも激しく、
彼女は四つん這いのまま、後ろから腰を突き上げられて喘いでいた。
「だめっ…また、またイっちゃう……!こんな激しいの…っはじめて…!」
ギュッギュッと膣の中で締め付けてくる。
「そんなに締め付けたら出るってぇ!!」
たまらずイキそうになりピストンがさらに激しくなる。
パンッパンッパンッパンッ!!
「いやあああぁ、おかしくなっちゃうぅ~」
ビュルッルルルゥゥーーー(中で激しくイッた)
「ああぁっ……あああ~……ビクッ!!ビクッ!!」
抜いたあとも突き上がったお尻をビクビクと震わせイキ果てている彼女。
割れ目からは中で出したものが溢れ滴っていた。
ここで説明させて欲しいのが、彼女は不妊症だと言う事だ。
東京にもどってからLINEの会話で話してくれていたのだ。
病気の心配はあったけど、僕も病気になった事はなく、不特定多数と性交渉がある訳では無い事を説明すると、安心した様子だった。
少しの間、ベッドに並んで横になっていた。
彼女の頬はうっすら赤く、汗で貼りついた前髪を指でそっと払うと、照れたように笑う。
「…おかしいね、昼間からあんな…」
「まだ時間あるよ。もう少し、気持ちよくしてあげたい」
僕がそう囁くと、彼女は少し驚いたように目を丸くしたけど、
その目の奥は、さっきよりずっと潤んでいた。
ゆっくりと、彼女の脚を開く。
まだ熱の残る秘部に顔を近づけると、彼女は恥ずかしそうに両手で顔を隠した。
「だめ…舐めるの…恥ずかしい…」
「綺麗だよ。ずっと、ここ舐めたかった」
吐息混じりの言葉と一緒に、ふわりと温かく濡れたそこへ舌を添える。
ぬるりと舌先が割れ目を這うと、彼女の腰がビクンと跳ねた。
「んっ……あ、ぁっ…やぁ…だめっ……そこ、だめ…っ」
クリにそっとキスするように触れ、
そこから上下へ舌でなぞる。
一度、舌を押し当てたまま円を描くようにゆっくり回すと――
彼女は足先までピーンと震わせた。
「っあああ……んっ、なにそれ……おかしくなりそう…っ」
濡れた音と、熱を帯びた彼女の声だけが部屋に響く。
僕は彼女の足をしっかり持って顔を埋める様に舐めていく。
舌の付け根を使って強く押し当てるように、
時には指を合わせて中と外を同時に愛撫する。
そのたびに彼女の喉から漏れる声が、徐々に理性を失っていった。
「ダメ…もう、変になっちゃう…イク、また…いっちゃう…っ!」
突き出すように腰が跳ね上がり、彼女は一度、ビクビクと全身を震わせて絶頂した。
けれど、舌は止めない。
彼女がイッたばかりのそこを、ぬるぬると吸い上げるように舐めまわす。
「んぁぁぁっ…やっ、やだっ……そこ舐めちゃ…やああっ…!」
絶頂の余韻の中、クリを吸い上げながら、指でGを擦る。
その二重の刺激に、彼女は腰を何度も仰け反らせて、
もう言葉にならないほど乱れていた。
「すごい…可愛いよ、感じてる顔」
「っもぉ…言わないで……でも…すごい…すごいの…っ」
すごく、ビシャビシャでした。
彼女がトロンとした目でこちらを見上げたとき、
もう僕のモノもギンギンに。
再び体を重ね、今度は後ろから抱きしめるように入れる。
濡れすぎていて、スルリと奥まで沈み込んだ。
「……っはぁ……また入ってる…さっきより、奥まで…っ」
「奥までいっぱい、感じさせるよ」
浅く、深く、ゆっくり、速く。
変化をつけながら、濡れた音をわざと響かせて、
彼女の中を何度も突く。
乳首を指で転がしながら、耳元に囁く。
「気持ちいい? もっとしてほしい?」
「ぅん…もっと…動いて…壊れちゃうくらい…欲しい…っ」
体を離さないように抱きしめたまま、
角度を少しずつ変えて奥の奥を責めると、
彼女は頭をガクガクと揺らして何度も絶頂を繰り返した。
やがて、僕も限界を迎え、
彼女の中へ再び熱を注ぎ込んだ。
2人で重なったまま動けなくなって、
しばらく無言で額をくっつけ合っていた。
つづく
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