「ちゃんと聞いたんですよ?挿入する前にね」
あの夜に聞いた コージの楽しくて仕方がない雰囲気の声が頭の中に蘇ってきた。
電話越しにでも笑いを噛み殺しているのが伝わってくる。
コンドームを着ける時間なんて無かったですからね・・・・生のチンポを見せつけて・・・・
生だぞ、コンドームなんか着けてないぞって言ってやってね・・・・・
わざわざ自分の手で触らせて、コンドーム着けてないぞ、このまま入れるぞ、良いのか?って、ちゃんとね・・・・・
そしたら、あの女・・・美代子は、なんて言ったと思います?
妻はベッドに横たわったままコージの目を見つめている。
興奮しきった顔だ。
おそらく、何も考えられなくなってしまっている。
理性もモラルも興奮に塗りつぶされ、欲望に支配されてしまっている。
「いい・・・・いいわ・・・・それでもいい・・・いいから・・・・いいから早く・・・・早く突っ込んでっ!」
ガハハハハハハ・・・・
コージは本当に楽しそうに笑っていた。
わざわざ妻の声色まで真似て俺に伝えてくる。
「欲しいの・・・欲しいっ・・・・おっきいオチンポが欲しいのっ・・・」
それは俺が何度も聞いた言葉だった。
俺の興奮のために何度も言わせた言葉だ。
何度も何度も、その期待に答えられないくせに言わせ続けた言葉・・・。
だからリアルに、妻の声で脳内に再生されていった。
「早く入れて・・・・何でも良いから突っ込んでっ・・・おねがい・・・はやく・・・生でいいから早く突っ込んでっ!」
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