5.
「ヨーコちゃんは可愛いし艶っぽいし、こんな事出来る相手なんて居ると思うけどなぁ。言い寄って来た男も居たでしょ。」
「私にだって選ぶ権利下さい。」(って、何で俺にこうしてんの?)
「今まで選び過ぎたのかい?」 (何となく雰囲気で頭にChu!ってする。)
「そうでも無いんですけど… 」 (俺の体にまわした腕が微妙にギュッとなる。)
「じゃ、何で?」
「だって、私… 枯れ専なんです。」って、俺を見つめてくる。
「いやいや、俺は枯れてるんじゃ無くてもう干からびてるんだよ。」
と言いながら雰囲気に飲み込まれつつ目の横辺りにChu!ってしてしまう。
そしてついつい見つめ合ってしまい自然と唇を重ねてしまった。(こうなると、このムチッとした体が欲しくなってしまう。)
で、何か凄い気配を感じて前を向くと、起き上がった真理子がㇺッとした顔でこっちを睨んで一言。
「何なのよソレ。」
「あっ、いや。コレはだな… 」
「何でそんな展開になってんのよ。(怒)」
「真理ちゃん、ゴメン。私が寂しいって言っちゃって… 」
「別にイイんだけどさ。」って言いながらコチラへ歩み寄って来る。
(ウワッ!俺を睨んでる。こりゃ、ビンタの一発でもかまされるかな。)
「いや。悪いのは俺なんだよ。」
「そうね。」って言いながら胡坐をかいてる俺の上に跨ってきやがった。(重っ!)
「寂しいのはヨーコちゃんだけじゃ無いんだからね。私だって長い間レスで寂しいんだから。」
って頬っぺを膨らませて俺を突き倒す。(飲み過ぎだろうけど、コイツは何を言い出しやがるんだよ。)
上に乗られてマウントを取られたような感じで
「私にもしなさいよ。」って言い出す。
「へっ?」
「私にもChu!しなさいよ。(怒)」
(もう、いつもの事なんで甘えると言うか我儘を言うのには慣れてたけど、Chu!しろってのは初めてだな。)
仕方なしに起き上がり、「ハイハイ。」と頬っぺにChu!ってする。
「違~う!」
「何が?」
「私にもヨーコちゃんにしてたみたいなのをしなさいよ。」
「何でなんだよ。」って言うが早いか真理子が俺の頭を捕まえ自分からkissしてきやがった。
解放されて、ふとヨーコちゃんの方を見ると口を尖らせてコッチを見てる。(うわぁ、何か変な展開になって来たな。)
「真理ちゃんズル~い。横取りしちゃダメ。」って、俺に抱き着いてくる。(コレどうなんの?)
時間が過ぎて、左のムチムチちゃんと右のポチャポチャに挟まれて呑んでいる。
ツンツンされると右を向いて少しの間ディープなkiss。
で、呑んでると服を引っ張られ、左を向いてしばしディープなkissタイム。
還暦前のオッサンがアラフォーのムチムチとアラフィフのポチャポチャに挟まれ両手に花のハーレムって言やぁハーレムなのかも知れないけど、何とも不思議な状況だった。
酒の勢いもあるんだろうけれど真理子が話しかけてくる。
「ねぇ、雄ちゃん。」
「何?」
「初めて聞くけど、私って抱ける?」
「いっつも抱っこしてやってるじゃん。」
「違うわよ。」
「さぁな。(笑)どうしたんだよ。」
「だって、ホントご無沙汰で寂しいんだもん。」(って、俺の股間をスリスリし始めやがる。)
「ヨーコちゃんも居るのに何を言い出すんだよ。恥ずかしい。(笑)」
「ヨーコちゃんだって寂しかったんだもんね。」
「エェ。」と、真理子の手に続いて来る。
「お前らマジか?」(でも、体は正直で反応しちまう。)
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