『愛妻手帳-手淫記録』
そこには、浩司の報告義務として、以下の項目と具体的な例が記載されていた。
「体位」
(例:立位、座位、うつ伏せ位、横臥位、後背位など)
「何を妄想してペニスをしごいたか」
(例:美咲さまと加奈子さまの愛情たっぷりのキスシーン、美咲さまと加奈子さまの結婚式、など)
「寸止め時の感想」
(例:気が狂いそうなくらい苦悶したが、美咲さまのために、最後まで射精をこらえられた達成感があった、加奈子さまに気に入られるよう、もっと忍耐力を鍛えようと思えた、美咲さまと加奈子さまへの感謝の気持ち、など)
「カウパー液の吐出量と勃起具合」
(例:我慢汁が床にまで糸を引いた、マゾペニスがヘソに貼り付いていて離れなくなった、手で剥かなくても亀頭部が完全に露出した、など出来るだけ正確に)
「美咲様の反応」
(例:軽蔑の眼差しで見られた、男として恥ずかしくないの?と嘲笑された、など)
といった屈辱的な項目が、こと細かく報告するようになっていたのだ。
(こ、こんなものを…)
浩司は、恥ずかしさと屈辱感でいっぱいになった。自分の情けない手淫ポーズまで記録された手帳を、妻の美咲だけでなく、美咲の恋人の加奈子や、レズビアンの若いナースたちにまで回し読みされるなんて…
そのうえ愛妻手帳には、ご丁寧にも、こんなことまで指南されていたのだ。
* 手淫時の刺激部位、ストロークの速度、強度、寸止めのタイミングは、すべて美咲様の指示に従うこと。(亀頭責め、タマ責め、サオ責め、など)
* 射精しそうな場合は、マゾペニスを平手打ち、または睾丸を握り潰して抑制すること。
* 手淫は動画に保存し、毎回クリニックに提出すること。
そこまで読んで浩司は、まわりの美しいナースたちにクスクス笑われてるような視線を感じ、愛妻手帳を隠した。
しかしこのとき、浩司のマゾペニスは痛いほどいきり立ち、我慢汁のカウパー液がズボンの前に大きな染みを作っていたのだった。
そんなとき、隣の治療室から一人のナースが、メイクアップバッグ(化粧道具入れ)を手に現れた。
「先生、美咲さまのお化粧直しが済みました。今の美咲さま、とってもお美しいですよ!」
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