レズビアンの女性同士は、女性を見るときの性的な眼差しで、お互いにピンと来ると言うが、浩司は、ショッピングモールでも、ふとそんな女性たちと美咲が視線を熱く交わしていたりすると、あやうく射精しそうになった。
「わ、悪い。俺、ちょっとトイレ行ってくる…」
浩司が股間を押さえながら男子トイレに駆け込むこともしばしばだった。女性に恋する美咲が、浩司にはたまらなく美しく高貴な存在に思えるのだった。
(ああっ、美咲…、美咲さまっ…!!)
トイレを内側からロックすると、浩司は、立ったまま、狂ったようにマゾペニスをしごき立てた。
「むうっ…、むうっっ…!」
以前まで浩司は、トイレでは便座に腰掛けてオナニーするのが習慣だったが、最近ではそれは、美咲や加奈子さまに対して失礼に思えるようになっていた。そのため浩司は、手淫するときは常に立ったまま、背筋を伸ばし、美咲のいる方角にペニスを向け手淫するようになっていたし、下半身は全部裸になり、彼女たちへの穢(けがれ)や失礼のないよう、尊敬の念を常に心がけてペニスをしごいていた。
(おお、加奈子さま、美咲さまっ…男に生まれて幸せですっ!)
レズビアン女性へのそんな羨望と崇拝の想いを込めて繰り返す寸止めオナニーは、浩司を脳髄から痺れさせるくらいに狂わせた。
「んぐっ、んぐふうっ…!!」
また浩司は、射精しそうになるたび自分の卑猥なマゾペニスを、加奈子や美咲の視点から平手打ちすることもしばしばあった。
「何なのっ?このいやらしいペニスは!」
「浩司さん、私たちの美しい愛に対して失礼よ!」
バチン!と、ビンタするたび、浩司は「ヒイッ!もっと…」と、腰を突き出してマゾの歓喜にむせび、そのたび浩司のマゾペニスは右に左に揺れて、悦びのうれし涙を壁にまき散らすのだった。
もちろん、このときの浩司の有り様は、克明に愛妻手帳に書き込まれて、美咲や加奈子だけでなく、ナースたちにまで報告されることとなった。
※挿絵代わりに加奈子と美咲のイメージをご覧ください
https://www.eroita.net/bbs/msg_s/14/z274/
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