⑱亜希奈Part2
話は現在に戻る。
亜希奈との生活は充実していた。
しかし、ある日…
私は帰り道に後ろから殴られ、気絶してしまった。
気がつくと、私は縛られ椅子に座らされていた。目の前には、危ない目をした男がいた。
男「よう、気がついたか」
私「いて…お前誰よ」
後ろから蹴られ、私は倒れる。
男2「口の聞き方に気をつけろや」
私は髪をつかまれ、起こされ椅子に座らされる。
私はふと、周りを見ると、亜希奈が手首を縛られ鎖で吊るされていた。
ここは、工場なのか倉庫なのか、わからなかったが、あまり使われていない場所だとは感じた。
私「おい、亜希奈、亜希奈」
男「少し静かにせえよ」
私「なんなんだよ、お前等」
男「威勢がいいな、ま、話を聞けよ」
私「…」
男「お前の女な、兄貴から薬もらってたんよ。兄貴も優しいからあげてたら、組に見つかってその代金も払わず、こうなっちまってよ。兄貴は破門なってな、女からも取り立てないといけんのよ」
私「過去の話?」
男「そう、過去の話や。この女、逃げててやっと見つけたのよ。なんかサイトで見せてたろ?」
私「で、亜希奈をどうするんだよ」
男「風呂か海外か、元締めが決めるわ」
私「いくら?」
男「そうやな、1本。1000な」
私「そんなに?」
男「仕方ないやろ、兄貴の分も払ってもらわなきゃ」
私「即金半分、残りはちゃんと払うので、助けてください」
男「あぁ立替てくれるなら払ってくれ。しかしな、女からもケジメ取らんといけんのや」
私「ケジメ?…」
男「そうや、今から元が来るから。それからどうなるかは知らん。こっちは金払ってくれたらええよ」
私「元は日本人?」
男「そろそろ来るやろ」
ドアが開き、2人中に入ってきた。
男「お待ちしてました。この女です」
1「この男は?」
男「この女の男です」
1「そうかそうか」
もう1人の男が亜希奈に平手打ちして起こす
亜希奈「う…なに、これ」
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