待ち合わせ日時を翌日の午前10時に設定し了承を得た俺は翌日の有給を取るとレンタカーでワンボックスカーを予約した。
翌日、待ち合わせの場所をなんだかんだ言い訳し前回待ち合わせのコンビニ、つまり千佳さん(後に名前を知った。)の家の近くから5駅離れた場所のコンビニを指定しその駐車場に待ち合わせ時間より2時間早く到着し車の中に色々と仕掛けをしてから彼女が来るのを待った。
午前9時50分頃、彼女がコンビニに姿を現した。
水色の上着に白いロングスカートを着た彼女はコンビニの駐車場でスマホを見ながらきょろきょろとあたりを見渡している。
ラインに「着きました。どこにいますか?」というメッセージを確認し俺は「白いワンボックスカーです。」と送ると彼女が近づいてきた。
助手席のドアをノックして会釈をする彼女に俺は緊張が頂点に達しながらも身を乗り出してドアを開け「すいません。乗ってください」と伝えた。
彼女は「え、、、」と怪訝な顔を見せたが俺は必死に平静を装いながら「すいません。ここ会社の近くなので移動したいです!お願いします。」と訳のわからない事を言うと彼女は「、、、はい」と言って車に乗ってくれたので俺は車を走らせた。
※元投稿はこちら >>