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人妻熟女 官能小説

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投稿者:ミキ
まだ数日先のことだと認識していたのに、カレンダーを見たら翌日であることに気づいた。

由美子は2杯目の白ワインに手を出しかけて、手にしたグラスを置いた。

明日は午前中からエステを受けるのだ、浮腫んだ顔で出掛けるわけにはいかない。

テレビを観る誰もが自分の顔を知っていると自惚れるほど若くはないけれど、世の中の認知度は決して低くはないのだ。


休みの日には走らないけれど、早朝にベットから降りてジョギングに出る。

走りながらどうしてエステになんか行こうなんて、思ってしまったのだろう。

確かにチラシに載るあの若い男性に惹かれたことはあるけれど、気の迷いとしか言いようがない。

この年齢で今更エステを受けて、何になるというのか……。

まだ男性が欲しいの?………
それはどうして?………

愛?……それとも体の温もり?………
決まっている………。
その両方だと、もう一人の自分が答えた……。


エステになんか行っても、そのどちらも手に入らないことは分かっているのに………。


やっぱり自慰行為をしたのは失敗だったのかもしれない……。

浅ましい自分を嫌悪し、叱咤していつもより長い距離を走って自宅に帰り着いた。

自分だって人間、寂しい気持ちと性欲が重なったって悪いわけではない………。

汗をかいて体を虐めると、なんだか気持ちがスッキリした。

平気な顔をしているけれど、独りは楽だけれど、やっぱり寂しい時はある。

年齢を重ねた今、そう思うことが増えていた。
人肌だって本音をいえば、恋しい……。

男性の腕に抱かれて最後に眠ったのは、いつだったか………。

ペットと暮らそうとしたこともあったけれど、自分より先に寿命を迎えることを考えたら手が出なかった。

ニュースで原稿を読んだことがあったけれど、自分は確実にペットロスになるタイプだとの自信はある。

性欲は30代の後半から強くなった気がする。
未だそれが衰えず、それどころかさらに強くなっている気がするから困るのだ。

だから自慰行為は止められないし、精神衛生上は正しいとは思う………。

だけどエステか………。

何だか考えが堂々巡りになってきたので、お水を飲んでから熱いシャワーを浴びにいった。

今更キャンセルをするのは失礼だし、綺麗になって癒やされるだけのことだわ………。


ようやく着地点を見つけ、由美子は髪の毛を乾かして下着を身に着けた。

下着は見られるわけでもないのにお洒落な物を身に着けて、ナチュラルメイクをする。

着ていく服は、着替えやすいようにワンピース。
由美子の好きなカーキ色、わりとラフなデザインが気に入っている。

そこにジャケットを着て、マンションを出た。
自宅から15分も歩くと着いてしまう距離を、わざと遠回りしてからその場所に着いた。

予想通りに一軒家をリノベーションしたお店は、敷地の入口にアーチ状になった薔薇が出迎えられて気分が高揚する。

メンズもしているとはいっても、やはりメインはレディースなのだと分かる。

女心をくすぐる演出が、何よりの証拠である。
ドアを開き中に入ると、チラシを手渡してくれたあの品の良い女性が応対してくれた。


夏美 いらっしゃませ、お待ちしていました……



彼女の笑顔に出迎えられて、簡単な説明をされた後にシャワーを借りる。


浴室から出ると、用意された施術用の紙ショーツ
に足を通す。

上は………なかった……。
そういうシステムのお店は珍しくないけれど、まぁ大丈夫だろうと長いバスタオルを体に巻いてから施術ベットのある部屋へ向かった。

そこは様々なものが取り揃えられ、エステを受けるのに感じの良い部屋だった。


夏美  どうぞ、そちらに………


なんの疑いもなく、由美子は体を横たえた。



夏美  研二くん、いいかしら?………


男性の名前を呼ぶ彼女にギョっとした由美子の目に、正しくチラシに載っていたあの男性が現れた……。



由美子  えっ?……あの、聞いてませんけど……



夏美  えっ?…あの…当店は男女共に私共2人で施術をするのですけど、お客様には御好評をいただいております……

あの……抵抗がお有りでしたら彼は外しますが……




後出しジャンケンみたいな真似をされて戸惑ったけれど、彼を見たら意気消沈している……。

腕は確かなようだけど、やはり恥ずかしい……。
そうはいっても彼の悲しそうな顔を見たら………。



由美子  あぁ…そうなんですね……分かりました



……なんて、了承してしまっていた……。

我ながらどうかしていると思わないでもないけれど、どうかしているのだろうか……。

彼はまだ申しわけなさそうな表情をしていたが、それでもその腕で挽回しようとでも思っているのか、努めて明るく振る舞っている。

由美子も申しわけなく思って胸が傷んだが、今更もう遅い。

彼にしてみれば私みたいなオバサンに仕事であっても触れなくてはいけないのだ、こちらこそ申しわけなくなった。


夏美  それでは始めていきます……

彼女の目配せを受けて彼が背中を向けると、バスタオルを外されハンドタオルを胸の上に掛けられる。

2人は上半身と下半身側に分かれ、彼女が上で彼が下を担当するようだ。

懸念していたことは何一つなく、彼らはさすがと言いたくなるプロフェッショナルな仕事をして見せてくれた。

彼女は勿論のこと、彼も男性とは思えない柔らかい手で繊細に施術をして見せる。

あまりにも心地よくて、朝のジョギングの疲れもあって眠くなってきた。


彼女に声を掛けられて、うつ伏せになる。
また夢現になり、本当に眠りそうだった。

由美子の眠りそうな気持ちを妨げたのは、僅かな羞恥心なのだろう。

彼の手がさっきから際どいところに触れていて、それが恥ずかしいのだ。



彼  お客様、ヒップはどうなさいますか?……


由美子  えっ?……ヒップ?……


我ながらオウム返しをして、恥ずかしい……。
ヒップ、日本語に変換すれば文字通りお尻だ……。

そんなことは理解しているけれど………。
彼らはプロだから………。

由美子は一言、こう言った。
じゃあ、お任せします………と。

お願いしますと言わなかったのは、自分の意思でお尻に触れさせるのが恥ずかしかったからで、せめて相手の意思でさせたかったから……。


紙ショーツを下げられるかとも思ったけれどそんな無粋な事はせず、彼はお尻を覆う部分を押し上げてTバックのようにして露出させたのだ。

これはこれで恥ずかしいのだけど………。


彼  今まで沢山のお客様に心を尽くさせて頂きましたが、お客様は美しいヒップをなさってますよ……

いいえ、ヒップだけではなくボディ全体が美しいです……鍛えてらっしゃいますか?……



あくまでもブロに徹した言葉の選び方に、由美子は複雑な気持ちになった。

けれど彼はやはりプロのエステティシャンで、その彼が言うのだからお世辞半分にしても、悪い気はしない。



由美子  ありがとう……お上手ですね……



彼  お世辞ではありませんよ………
   僕は今のこの仕事に就く前はスポーツジム         で働いていましたから間違いありません……



以外だった……彼がスポーツジムに?………。



由美子  あら、そうなの?……褒めてくれて、ど
    うもありがとう………


由美子の中の、女の自尊心がくすぐられる………。
場所が場所だけに褒められるのは微妙だけれど、元スポーツジム職員ならば、確かなのだろう。

ヒップアップに成功したと、その道のプロに認められたのだから……。



彼  それにお肌もとても綺麗ですし、ボディラ    
    ラインもとても素敵です……


そんなことを言いながら、彼はお尻のお肉の上を執拗に手を滑らせている……。  

違うから………彼はプロなのよ、仕事よ………。

手の指を4本揃え、親指を離してL字型のようにした手、その親指をお尻のお肉に押し付けるようにして下から上へと何度も滑らせる……。

下に戻るときには揃えた4本の指を、親指が辿った後を消すようにお尻の丘をすべらせていく……。

何だか愛撫されてるような気分になって、体の芯が熱くなる……。



再び仰向けになるよう、促される。
明かりが眩しくて固く瞼を閉じる。


夏美  眩しいようでしたら、タオルを掛けますね……


その心遣いが嬉しくて、瞼にタオルを掛けられて由美子は安堵した。


先ほどと同じ施術が成されていって、目元が暗くなったのもあって眠くなってきた……。

彼女は片腕づつ丹念にオイルを塗り拡げ、首筋から肩、胸元を済ませてから胸の下、お腹周りに触れていく。

それが済むと、また胸元を丁寧にオイルをを塗り拡げていく。

気のせいだろうか、胸に乗せられたタオルがヅレていくような気がする……。



下を担当する彼の手が足の裏を丹念に施術して、指の一本、一本を揉みほぐす。

こんなに気持ちがいいなんて、思わなかった。
その手が足首から脛を何度も往復し、膝から上へと這い上がる。

太腿の横、表、そして………内側へと移動する……。
彼の手が動きやすいように、脚を少し開かせられる……。

膝頭の内側から少しづつ上へと這い上がる彼の手が、際どいところまで来た……。



彼  お客様、鼠径部に触れてもよろしいでしょうか?………



由美子はどう言えばいいのか、一瞬迷った。
拒絶すれば彼を信用していないと、そう言ったも同然になるのではないのか………。

後で考えればそんな気遣いは要らないことなのに、この時由美子は彼に失礼な気がして、またも同じことを言ってしまった。


由美子  お任せします………


かしこまりました………。
彼のその返答を聞いた後、体をゾクゾクさせられた……。

彼の指が野暮ったく膨らむ紙ショーツの下側から少しだけ中に入り、鼠径部に触れたのだ。

その部分を執拗に往復し、鼠径部と言いながらもかなり際どいところまで指が入って触れてくる……。

由美子の耳には届かなかったが、間近にいる彼の耳には確かに聞こえていた……。


ミチャッ………ミチャッ………ミチャッ………ミチャッ…



由美子の割れ目が開いたり閉じたりして、卑猥な水音をさせるのだ……。

彼の指がIラインの陰毛に触れる………。
いつの間にかおへその辺りからも片手を入れて、上下から彼の手が陰毛のない肌の部分にオイルを塗り拡げていく……。

お尻の横から骨盤の出っ張りを撫で上げ、陰毛を避けて紙ショーツの中を這い回る……。




上を担当する彼女も胸のタオルをどんどんずらして、乳首が見えない程度に乳房の上半分が露出していた……。

そのずれたタオルを元に戻されてホッとしたのもつかの間、被せられたタオルの上下から彼女の手が入ってきた……。

同性だから………そうは思っても男性の彼がすぐ側にいる。

乳首を避けてオイルを塗り拡げていた彼女の手が、いつしか触れるようになってきた……。

どうしていいのか分からないままでいると指の間に挟まれて通過し、手の平で転がされはじめていた……。

下から乳房を持ち上げるように彼女の手が乳首を通過して、外側から円を描くように這い回る……。

これは通常のエステなのか、それとも………。

判断力が麻痺した由美子は、成されるがまま乳首を硬くさせていく………。


えっ?…………。

驚きを隠せない由美子の下半身、紙ショーツの中の彼の手が陰毛を包むようにしてV字にした指が割れ目を避けてそこを上下させはじめた……。

さすがにおかしいと感じた由美子が頭を起こそうとした時、それを見た彼の指がクリトリスに触れた……。


由美子  ちょっと、そこは違いますよね?……


語気を強めて言ったつもりだったのに、彼はお構いなしに続ける……。

指先が小さな円を描き、敏感なところを捏ねくり回す……。


由美子 ちょっと……ちょっと……どこを触ってるんですか……


由美子の抗議する言葉は弱々しく、上半身の乳房は両乳首を摘まれて捏ねくり回されてていた…。


どうにかしないと……どうにか………。

焦る気持ちが快感に押しやられ、彼のもう片方の手が下から指を挿入してきた……。

抜き差しを開始されはじめられる快感に重ねて、クリトリスの快感が加わる……。

愛にも飢えていたが、体はそれ以上に顕著だったのだ……。

もう抵抗する気力はなく、紙ショーツを脱がされるのにも抗えなかった……。

両膝を立たされ、脚の間に彼の顔が埋められるのを黙って見ているしかないなんて……。

死ぬほど恥ずかしいのに、頭が拒絶しようとしない……。

ブライドも道徳心もそこにはなく、自分のそこに口を接触する彼を黙って由美子は見ていた……。

正しくは体が動かなくて、見ていることしか出来なかったがのだ。


両肘を立てて中途半端に上半身を起こしていた、そんな由美子の頭が弾かれたように上がる……。


ショートヘアがふわっと舞い、熱い吐息が勢いよく出る……。

体を起こしていられなくてベットに背中をつけた由美子の乳房が、彼女にいやらしく揉まれる…。

ツンっと尖った茶色の乳首を彼女の指が弾き、親指の腹で捏ねくり回す……。

クリトリスに舌先を執拗に走らせる彼に、大人の女………美しきフリーアナウンサーの由美子が激しく喘ぐ……。

これまで何人もの男を受け入れてきた由美子の膣が、彼を誘う女の匂いを放つ……。

腰を弾ませてオーガズムを迎えた由美子……。
彼はそのままクンニリングスを続行させてる……。

気が狂わんばかりに由美子は喘ぎ、手がシーツを鷲掴みにする……。

首から上を暴れさせ、ショートヘアが激しく乱れる……。

敏感すぎて悶えていた由美子が再び喘ぎはじめ、切迫した甘い声が上り詰めようとする女の切なさを訴える……。

そして………。

テレビでは決して見せない、そんな女の顔を見せて体を弾ませた……。

体がオイルによって光沢を帯び、卑猥な口を開けた性器が無防備だった……。

彼に両足首を捕まれて持ち上げられても、由美子には成す術がない……。

半分ほど閉じた由美子の割れ目、そこを彼が取り出した自分のペニスの亀頭を使って上下に割いていく……。

由美子の愛液を纏った亀頭を膣口にあてがい、少しづつ力を加えていたら根負けしたように飲み込んでいく……。





眉間にシワを寄せた由美子が顎を跳ね上げた……。


あっ………あぁ〜〜っ………。


中を押し広げながら入ってくる苦痛に声を出し、糸を引くように吐息が後追いする……。

バイブとは違って温もりのある硬さが、久しぶりのペニスであると主張してきた……。

自分がバイブをコントロールするのとは別次元の快感が沸き起こり、女の喜びに翻弄されはじめる……。



ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ



目を閉じた由美子が、恍惚に浸る………。


堪らない、そう思った………。


















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25/01/27 08:13 (Oe0LFZpP)
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