子供や人々の喧騒が耳に届く中、背中に覆い被さられる形で胸を揉みしだかれる……。
あまりに地味過ぎて人気がないからか、恵子たちのいるこの小さなカーキ色のテントを気にする者はいない。
人々の視界にまったく入らないわけではないが、どうしたって特殊車両やその他の目立つ物のほうに目移りするのは当然なのだ。
はぁ…はぁ……………あぁ……はぁ……はぁ……あはぁ…
狭いテント内に若い男と人妻、欲情した男女2人の吐息の音だけが怪しく繰り返される……。
甥っ子 ケイちゃ〜ん……見てぇ…………
テント内に恵子がいることを知っている甥っ子。
叔母である恵子を普段からケイちゃんと呼ばせているらしい。
叔母の目と眉毛が見える小さなスペースに向かって、甥っ子が手を振る……。
特車車両の運転席に座る甥っ子は目を輝かせ、嬉しくて堪らないらしい……。
外から目元だけが見える小さなスペースからどうにか手を出して、甥っ子に向かって手を振る恵子だったが………。
くちゅっ…くちゃっ…にゅちゅっ……くちゃっ……
前側に回った手が、スカートの中に進入………。
ショーツの中へと入った拓海の指が、恵子の割れ目を上下に移動していた……。
すでに粘液が溢れ、それを十分に指に絡ませてからクリトリスへと指先を伸ばす拓海……。
包皮越しにクニュッ…クニュッ…と弄くりはじめる……。
途端に内股となった恵子が内腿で拓海の手を挟み、腰が引けた拍子に図らずもお尻を拓海の股間に押し付ける……。
狭い空間に秘め事をすることで、一層恵子の気持ちが募る………。
ショーツの中で蠢く指に、また新たな分泌液が溢れ出した………。
グィっと押し付けてきた恵子のお尻、その谷間に自分のペニスが収まった拓海が吐息を漏らす……。
下着の中にでカウパー汁がドロリッと溢れ出て、早くもその先を催促していた……。
いつまでも時間を使うことは出来ない………。
早々にズボンのファスナーを下げ、下着から無理やり取り出したペニス………。
スカートの裾を手繰り寄せ、ショーツを太腿まで引き下げる……。
左手で腰を引き寄せて、あてがった先端に力を込めて前に押し出した………。
グニュ〜っといった感触の後に続き、ムニュ〜っと中へ飲み込まれていく………。
粘膜の柔らかい感触、その温もりが亀頭を包み込み撫で上げる………。
俯いた恵子が俯いて、止めていた息をやっとという感じで吐き出した……。
他の子供に混じって甥っ子が、隊員に相手にされる様子が恵子の目に映る……。
嬉しそうな笑顔ではしゃぐ甥っ子を眺めながら、恵子の体が前後に揺れる………。
ヌッチョッ…ヌッチョッ…ヌッチョッ…ヌッチョッ
いつ誰かに見つかるとも限らないこの状況、焦る気持ちと背徳感が快感を倍増させる………。
今テントの後ろを開けられたら………。
そんな恐怖心が体を硬直させ、膣壁に力を入れさせる……。
拓海がぐぅ……っと息を詰まらせ、苦しげに腰を躍動させていく……。
急速に高まっていく恵子の膝が折れて落ちようとする腰を強制的に持ち上げられて、尚も打ち込まれていく……。
鷲掴みにされる左手胸、股間に伸びた手の指先が揺れてクリトリスを擦る……。
亀頭が恵子の子宮入口に当たり、カリ首が感じるところを繰り返し擦り上げていく………。
もう………もう、だめ………。
下がる腰の位置に反して両肩が上がり、背中が弓なりに反り返る………。
顎が上がり、頭も後へと持ち上がる……。
尚も執拗にペニスが躍動する……。
耐えられない………。
恵子がそう感じとき……。
拓海が中で突然、ペニスを脈動させた……。
2度……3度……4度と子宮入口に押し付けられ、何かが吐き出される感じがした……。
猛烈な快感にわけが分からなくなった恵子が膝から力が抜け、拓海が引き抜いたと同時にショーツを引き上げる……。
その場に恵子は崩れ落ちていた………。
冷たく不快になったショーツを駅のトイレで脱ぎ捨て、小学生の手を引いて駅の階段を登る一人の女性……。
ホームに滑り込んできた電車の風に、ユラユラと靡かせるスカート……。
その下にショーツを身に着けていないことなど誰一人、気づく者などいなかった………。
どのくらいの時が過ぎたのか………。
ある日の午後、メンズエステの一室に施術を受ける若い男性がいた。
お加減は、いかがですか………?
ちょうど良いです………。
エステティシャンとお客がやり取りされるこんな会話が、隣の部屋にそれとなく聞こえていた。
にゅりっ………にゅりっ……にゅりっ……にゅりっ……
肌を滑る手の静かな音が、繰り返し鳴る……。
だけどその音は、どういうわけか二重奏のように聞こえていた……。
肌を滑る手の音、もう一つの音とは………。
エステティシャン……水原恵子の体は、お客の体の上にあった。
恵子はお客が黒田拓海だと分かると、施術の前に
ブラジャーとショーツを脱いでいた……。
拓海の施術用の黒いTバックを取り去り、その上に跨り腰を降ろす……。
その上で拓海の上半身にオイルを塗り拡げ、自分の腰を動かしてペニスを擦る……。
拓海が手を伸ばして恵子の着ている濃紺色の施術着を捲り上げ、下から白い乳房を揉みしだく……。
やがて拓海が勃起すると、恵子が自らペニスを起こしてゆっくりと腰を沈めた……。
まるで肉食獣の口に大蛇が飲み込まれるかのように、ゆっくり……静かに消えていくように……。
若い彼の肌の上を滑る、自分の手の音……。
お尻の上まで捲くれ上がった、ストレッチ素材のミニスカート……。
それを身に着けたまま括れた腰をウネウネと揺らし、腰を前後にグラインドさせていく……。
熱い胸板、手の平を滑らせ彼の乳首を刺激する。
ス〜チャッ……ス〜チャッ……ス〜チャッ……
呆けたような表情………恍惚としながら同時に腰を躍動させていく……。
ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…ヌチャッ…
卑猥な音の二重奏………。
白い乳房を揺らしながら、エステティシャンの腰が動き続ける……。
自分のところはそこまで音がしないのに、隣はどんなやり方をしているのだろう………。
そう疑念を抱くほど、隣りで施術を受ける男性には水音が耳に届いてくる……。
あの音は、何なのだろうと………。
やがてこんな息使いが聞こえてきた。
はぁ~……はぁ~……あっ…はぁ~……はっふっん……
その息使いが途切れると、間もなく息を詰まらせたようなくぐもった声がした……。
無料体験中の男性客は不安な気持ちで隣りとを隔てる壁を見つめていると、顔の上が急に暗くなっていた。
彼の目には至近距離でエステティシャンの下着、クロッチの縫い目……。
自分の上半身にオイルを拡げるエステティシャンの動きと共に、下着の生地が前後にと揺れ動いていた……。
彼は血走った目でそれを見詰め、必死に匂いを嗅ぐことに余念がなかった……。
再び隣りから卑猥な息使いが聞こえてきたきたことに気づく余裕は、もうなかった……。
全裸となった恵子が今度は下になり、正常位の形になって貫かれていた……。
オイルで滑る拓海の背中に手を這わせ、彼に突き上げられて乳房が揺れる……。
小豆色の勃起した乳首を舌先で転がされ、唇を重ねられ舌を絡め合う……。
腰の躍動によって施術ベッドが静かに鳴きはじめ、ギシギシと鳴る音が営みの激しさを隣りに知らしめる……。
目を閉じた恵子が震わせた吐息を漏らしはじめ、頭を左右に振って悶絶する……。
顎を何度も上げて白い喉を見せ、拓海の背中にある手を彷徨わせる……。
何度目かの背中を反らせる仕草を見せた時、拓海の腰の両脇にある恵子の膝が、機敏な動きを見せて小刻みに開いたり閉じたりを繰り返した……。
ピクビクッ……ビクンッ……ビクッ……ビクンッ……
頂点に達した快感の波が静かに下降の一途を辿り続け、山の麓に到着するところに……。
再び拓海の腰が躍動を再開する……。
頬を赤らめ、汗で前髪を額に貼り付かせた恵子がまた喘ぎはじめる……。
クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ…クッチャッ
結合部から陰茎が現れるたび、白い精液が溢れ出す……。
人妻の開花した強欲と若くて勇ましい性欲が、幾度も重なり合い、溶けて心に染み込んでいく……。
2人にはもう、言葉は必要ではなかった……。
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