膝を起点地して、ベッドからふわっと足が浮き上がる……。
膣口を潜り抜け、ズルっと吸い込まれた圧迫感に唯の頭が弾かれたように跳ね上がった……。
これがあの人の中か………。
マッタリと優しく包み込む肉壁……。
それが上下左右から迫り出すようにして行く手を阻み、複雑な凹凸感が亀頭を撫であげてくる…。
数回ほど前後に動かして、奥まで入れる……。
唯 んん〜っ…………………あぁ…………はぁ~………
電車の中で見た恍惚とする唯の表情が、宏一の脳裏にフラッシュバックする……。
腰を引けば肉壁が窄み、押し進むと拡がりながらペニスを抱き込んでくる……。
唯 はぁ~〜……あぁはぁ~…………はぁ~〜……
ニュ〜〜チャッ……ニュ〜〜チャッ……ニュ〜〜……
中の温もりが宏一を酔わせ、押し広げながら動き回られる唯が、それに酔いしれる……。
次第に早くなるペースに厚みを増す快感……。
唯の腕が上半身を支えられなくなり、沈み込んでいく……。
華奢な体なのに魅力的なお尻はボリュームがあり、ヨガ教室で見た猫のポーズを思い出す……。
そのお尻の肉に宏一の下半身が接触するたびに、形を歪ませながら控えめな肌の当たる音がいやらしく聞こえる……。
唯の肛門の下から姿を表す陰茎が抜き差しを繰り返すたび、卑猥な音が鳴り響く……。
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
中の上下に迫り出す微妙な凹凸をなぎ倒しながらペニスが移動をはじめ、肉壁が窒息させようと締め上げてくる……。
甘い声で鳴いていた唯が、切羽詰まったような声を出しはじめる……。
腕立て伏せをするように腕を伸ばした唯の肩甲骨が迫り上がり、首をくねらせて歓喜の声を上げてはベッドに崩れ落ちる……。
大抵の女の子は壊れるだとか、怖いとか言いはじめて抑制を求めてくる……。
でもあの人……斉木さんというこの女性は経験値を誇示するように、全てを享受していく……。
お尻の肉を鷲掴みにして目を閉じた宏一が、顎を上げて腰を躍動させていく………。
ベッドのシーツを掴んで涎を流す唯が、逃れようとするかのように左手を前に伸ばす……。
打ち込まれるペニスに髪の毛を振り回し、結合部をヌッチャッヌッチャッと泡立たせる……。
唯 死んじゃう……死んじゃうよぉ〜〜………
きもじぃ………あぁ……あぁ……………あぁ〜………
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
唯 イッちゃう……イッちゃう……………だめ……
ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ…ヌッチャッ
唯 あぁ…………………あっ……………んくっ!………
唯の背中が大きく波打ち、不規則な痙攣を起こして膣壁が締め上げてきた……。
宏一が情けない声を出し、力尽きて唯の中へ暴発する………。
それを見届けて先輩の真由美は、一言だけ言い置いてその場を後にしていった……。
真由美 心ゆくまでリフレッシュして、お帰りくださいませ………
20分後、宏一の上で腰を蠢かせる唯の姿があった……。
2人の男女はその後もヨガ教室でも顔を合わせ、汗をかいた体のまま宏一の部屋で、お互いを貪るのが毎週の決まり事になっていく……。
揺れる乳房を下から鷲掴みにされ、唯が彼を見下ろしながら思う存分に腰を躍動させる……。
彼が射精をしても関係なく、彼もオーガズムに沈む彼女を繰り返し攻めていく……。
そこに夫の顔を思い出す余地はどこにもない……。
唯に、次のオーガズムが迫る……。
窓からの西日を浴びた女のシルエットが今、背中を反らせる………。
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