折れ曲がりそうになる体がガクガクと前に倒れ、立ち直ろうとして起き上がった体が電気を流されたように、またガクガクと揺れる……。
正直なところクンニリングスは、あまり唯は好きではない。
綺麗な場所とは言い難いところを舐め回され、強すぎたり足りなかったり……何よりも恥ずかしいではないか……。
今も強い感じは否めないけれど、悲しいかな……。
下の彼が舌を動かすのに疲れてきたことが幸いしたのか、舌先が微妙なタッチで触れてくるのが堪らない……。
あまりにも気持ちよくて腰を擦り付けるようにしたことで、無防備にも剥き出しとなってしまったクリトリス……。
痺れるような快感が強すぎて、体がガクガクとなってしまう……。
でも、やめられない………。
こんな気持ちいいの、自分の意思で止められる人なんているはずがない………。
一度その味を占めた人妻ほど、引き返せない魔性の魅力………それが快感なのだった………。
臭いというのとは違うし、どう形容していいものか………。
コクのあるチーズのようで、酸味の強いヨーグルトのように酸っぱい匂い……。
斉木というあの人の性器は密度の薄い陰毛が生い茂り、ビラビラが薄い茶色をしていたように思う……。
とにかく興奮させられる芳香を漂よわせ、舌に濃いピンク色の突起がコリコリと当たる感触が堪らない……。
あの人はよく感じで体を硬直と弛緩を繰り返し、グリグリと口に擦り付けてくる……。
舌も唇も痺れてしまって、感覚が麻痺してきてしまった…。
唯 あっあっあっ…あうっ…んっんんっ…あっあっんっ………あふっ……あっ…あっあっあうっあっ……
女の子のようにうるさく喘ぐのではなくて、色気のある小さな声が、途切れることなく漏れる……。
感じやすいのか、常に体が揺れ動く……。
不意に強い射精感に襲われる……。
ニュプッ…ニュプッ…ニュプッ…ニュプッ…ニュプッ…
カリ首の溝で折り返す唇がショートストロークに動き、真由美が頭を細かく揺らす……。
宏一の膝が浮いては沈み、足の指を開いたり閉じたりを繰り返す……。
真由美の口内の物体が一瞬、膨らんだような気がした………。
刹那……喉奥に生臭い何かが放出されて、真由美が涙目になる……。
ゴフッ…ゴフッ……っと咽た真由美がどうにか堪え、立ち上がってコクンっと飲み干す……。
とろ〜りとした粘度の高い濃い精液が、喉を伝って落ちていく……。
ペニスの先端から溢れ出る残りの精液を真由美は尿道から吸い上げ、亀頭を包みこんでゆっくり頭を揺らし、綺麗にしていく……。
敏感になっているらしく、お尻を浮かせピクピクとしながら彼は悶えていた………。
我慢なんて出来るはずがない………。
あんな凄いフェラチオなんて………。
くすぐったい強烈な後戯に宏一はあの人の下で喘ぎ、そして放心していた……。
もう舐めることも忘れて、ぐったりと………。
急に夢の世界から突き放されたように、唯は現実に引きずり戻された……。
彼の顔の上から退いてしまうと、顔を見られるのが恥ずかしい……。
この期に及んで困惑する唯にが、真由美を見る。
先輩は萎えることのないペニスを見て、唯の顔を見て、次に唯の下半身に視線を向ける。
その意味するところは唯にも理解出来た……。
そんなことをしても、いいものか……。
真由美が彼の陰嚢をサワサワと手の平に包むと、ビクンッ……っとペニスが跳ね上がった……。
凄い……射精したばかりなのに……。
唯の目にピクッ…ピクッ…ピクッ……っと脈動するペニスの力強さが映り込み、自然と腰を動かして彼にクリトリスを擦り付けていた……。
真由美には唯の瞳に淫らな炎が再び灯るのが、はっきりと分かる……。
目を閉じて背中を反らしているのは、彼も舌を動かしはじめたに違いない……。
真由美が陰嚢を触りながら陰茎もしごきはじめると、彼の手が唯の胸に手を伸ばしはじめた。
手探りで探し当てると優しく揉みだして、唯もそれを受け入れている……。
真由美はあれっ?……っと思った。
何のことはなく唯の背中側に手を差し入れていで、ブラのホックを外していたのだ。
案の定、彼の手は施術着の前側から這い上がり、中でブラをずらして弄んでいる……。
唯が体をピクピクさせているのは乳首を弄られているからか、クリトリスを弄ばれているからなのか………。
多分、その両方………。
自分の意思で気持ちよくなっているわけではなく、気持ちよくさせられている唯が、体をくねらせながら顎が顎が何度も上がる……。
時おり唇を舐める仕草を見せて、唯が無意識にも官能の世界にいることを知らせてくる……。
その唯が自分の右肩に頭を乗せて、これまでにないほど喘ぎ出した……。
耐えきれず彼の胸に手をついて、喘ぎながら体が前のめりに倒れていく……。
そして………背中を折り曲げるように何度もビクンッ……ビクンッ……ビクンッ……っとして、やがて静かになった……。
真由美 斉木さん……お客様の上よ……さっ、降りましょうね……
身を起こされた唯が、ふらりと体をよろけさせて彼から退いた。
真由美 お客様………申しわけありません、ちょっとこちらへ………
真由美は彼を自分の横に立たせ、なぜか唯を施術ベッドに向かわせる……。
唯も疑問に感じながら、それでいて思考が働かない……。
施術ベッドに乗せらた唯を四つん這いにさせると、真由美が何やら彼に囁いている……。
真由美 お客様……こちらはとてもデリケートですので、ここでエステをさせていただきますね……
さぁ………どうぞ、ご遠慮なく…………さぁ……
困惑しながらも宏一は勃起したペニスを真由美に握られて、唯のお尻に引き寄せられていく……。
改めてちゃんと見る唯の性器……。
開いた割れ目の中がヌラヌラと光り輝き、不思議なことに宏一の目には誘っているように見えて仕方がないのだ…。
客という立場を忘れ、宏一はこの人の中に入りたかった。
電車の中で見ていた、あの頃からずっと………。
エステティシャンとなった、あの人のお尻に手を触れる………。
ピクッ……っと身動ぎしたけれど、ショーツを引き下げても抵抗する気はないようだった……。
右足から先に引き抜いて、次いで左足から抜き去る……。
待ち遠しいようでもあり、必死に羞恥心を堪えているようにも見える……。
割れ目のそこにあてがうと、粘液を纏わせるように何度か上下に亀頭を擦り付ける……。
ヌチャヌチャといやらしい音がする……。
片手をお尻に添えて、ググっと力を込める……。
少しづつ沈むように亀頭が飲み込まれ、入口を越えると吸い込まれるように中へと消えていた……。
その瞬間……息を吐き出した唯が、頭を跳ね上げた………。
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