いくらなんでも男がこんなものを履くのか……?
裕貴はシャワー上がりの火照った体に、用意された黒のTバックを履いて微妙な気持ちになっていた。
まるで、そっち系みたいじゃないか………。
若い彼には耐え難いものだっだが、スケベ根性を出してきたのだから不承不承それを受け入れる。
施術ベッドのある空間へ移動して、どうしたらいいか分からない……そんなフワフワした気持ちでベッドに腰掛けて舞っていた。
真由美 いらっしゃいませ……本日は無料体験でいらっしゃいますね?
また越こしいただけるように、心を込めて努めさせていただきます………
いやいや……こんな自分のようなガキに、やりすぎだろ………。
裕貴が恐縮するくらい恭しい態度で挨拶してくれたエステティシャンを見て、裕貴は目を逸らしてしまった。
半袖で濃紺色のワンピースは丈が短くて、太腿が露わになってエロすぎる……。
胸元が広くて、下手をしたら屈んだ拍子に胸が見えるのでは?………と、ドキドキさせられる……。
伏し目がちで視界に入るワンピースの下半身は、よく見るとラップスカートのように前が二重になっていた……。
まぁ……そう見せかけて実は、キュロットになっていたなんてことは、よくあることだ。
ちゃんとワンピースだとしとも、この短さなら下に短パンを履いているだろうな………。
素早く分析しながら裕貴は、意気消沈しないように予防線を張った……。
横になるように言われてから間もなく、首の周辺や肩、胸、両腕にオイルが塗り拡げはじめた。
恐らくオバサンといっていい女性だと思うこの人は、とてもオバサン扱いの出来る人には見えない……。
オバサンではなくて、とてもエロチックな雰囲気を漂わせた美熟女にしか見えないのだ。
それは自分の主観だとしても、芸能人でいうのなら清楚な女優に当て嵌まる……。
芸能人や女優ならば同年代の女性と比べ、どう見ても若くて綺麗ではないか……。
このエステティシャンは若い裕貴がドキッとするくらい透明感があって、思わずこんな人と………なんて邪な妄想を抱きたくなるくらい綺麗なのだ。
それにこの人は何だか、良い香りがする……。
肩から首に手が触れているとき、薄目を開けてみたら………。
胸元が緩んで弛んだそこに、胸の谷間が見えていた……。
さらに言うならば、胸を包み込む部分の上半分が透けたレースになったブラジャーが丸々見えているではないか………。
信じられない光景に釘付けとなり、この女性から漂う甘い香りに頭がクラクラしてくる……。
真由美 少しベッドを下げますね………。
そう言われてからベッド全体の高さが低くなり、頭側に立ったエステティシャンが首から胸、お腹へと少しずつ腕を伸ばしていく……。
おいおい……見えそうだよ………。
分かってるのかな、この人……。
あっ、そうか………見えそうで見えないんだった。
でもピッチリした短パンなら、食い込みが見えるかもしれないな………。
そんな淡い期待に目を閉じたフリを続け、その時を待っていた……。
…………きたっ!
薄目を開けて待ち続けた裕貴の目に、ワンピースのスカート部分がふわりと浮いたのを見逃さなかった……。
えっ………驚愕する裕貴の目に、ブラジャーとお揃いらしい前の一部分を透けさせた、白いショーツがチラリと見えたではないか………。
動揺を隠せない裕貴に、エステティシャンが一歩前に踏み出したらしい……。
信じ難いことに自分の顔を彼女は跨いでいたなんて、友達は誰も信じないだろう……。
脇腹やお腹に腕を伸ばして手を這い回らせる感触を覚えつつ、体を前後に揺らすエステティシャンの股間もまた前後に揺れる……。
不思議なことにこの人の下半身からも、甘い香りが漂っていた……。
ほんの淡い香りだから、この人の体臭なんだろうか………。
クロッチ部分が割れ目に食い込み、ショーツの前の一部分が透けて黒い陰毛が押し潰されて見えている……。
こんなことがあって、いいのだろうか………。
裕貴の股間に血流が流れ込んでいく………。
真由美はきっと見ているに違いない、自分の下のそんな若い彼に体の疼きを止められなかった……。
こんな露骨な見られ方って、ありそうでないではないか……。
今この瞬間に、襲われたら………。
そう考えると、堪らなくなる……。
夫のセックスは、飽きれるくらい淡白だった。
あんなセックスに真由美は耐えてきた。
今どき時代錯誤な清楚でお淑やかさを求める夫には、自分の性癖を発揮するなんて夢のまた夢……。
やっとこの時が巡ってきたのだ……。
目の前には若いペニスが勃起して、形を浮き上がらせている……。
早く襲ってくれないかと、真由美はやきもきしていた……。
勃起するほど興奮しているのに、勇気がないのかもしれない……。
どうするべきか、真由美は切っ掛け作りを考え始めていた………。
いつまでもこの状態から動こうとしない、そんな彼女の意図に気づかないほど興奮していた裕貴。
真由美の股間を凝視していた彼の目が、ある変化に気づいてしまう………。
明らかにエステティシャンのクロッチが、そこだけ色が変わってきたではないか……。
どう見たって、濡れて色が濃くなっている…。
したことはないけれど、舐めまくりたい……。
そんな衝動が強くなり、ジュワ〜っとカウパー液が黒パンに染み出した……。
真由美の目の前でパンツに抑えつけられた若い彼のペニスが、ビクンッ……と脈動し、染みが浮き出した……。
鼻を近づけてみたら、若い男の匂いがする……。
もう、自分から行動を起こすしかない……。
考えるより先に、体が動いていた……。
不意に恥ずかしい場所に熱い息が密着する……。
フガフガとしていた彼が口と舌を使いだしたのが、真由美に伝わる……。
たかが外れたようにショーツを寄せられ、直に彼の舌が躍動をはじめた……。
あ〜ん…そこじゃなくて……そうそこ……そこよ………
拙い舌ががむしゃらに動き回り、クリトリスを捉える。
それでもポイントがずれるので真由美が率先して位置を合わせてやり、そこを攻めさせる……。
あ〜ん……上手じゃない………いいわ……気持ちいい…
到底満足できるものではなかったものの、それがかえって真由美の情欲をそそる……。
若い子に恥ずかしいところを、舐められているなんて………。
ぞわぞわ〜っと粟立つ肌が真由美の興奮を後押しさせ、サドっ気に火がついた……。
彼の履く黒パンを捲って飛び出してきた若い彼のペニス………思わず口に入れる……。
半分以上が包皮に隠れ、恥ずかしがる亀頭を露出させて舌を周回させる……
ヌルヌルした粘液が舌に絡みつく……。
敏感らしくビクピクとさせて、かわいい……。
縦横無尽に舌を走らせ、彼を翻弄していく。
もはや口も舌も動かす事を忘れ、喘ぐだけになった彼のペニスに頭を振って攻めていく………。
膝を交互に曲げては突っ放すように投げ出しては、足の指が開いてはまた閉じる……。
真由美の性器に、熱い吐息が吹き掛けられる……。
彼の振り絞った声が途切れたとき……口の中に白いネバついたものが広がった……。
それは甘くて苦くもあり、生臭くて青臭い臭いが真由美の鼻腔を突き抜ける……。
粘度の濃い精液が喉の粘膜に貼りつくそれを………涙目にってなんとか飲み下す……。
彼の顔の上から退いた真由美は彼の下半身にその身を移動させ、彼の顔を見ながらショーツを下げて見せた………。
ベッドに上がって彼を跨ぐと、ゆっくりと膝立ちになる……。
上に跳ね上がるペニスを根元から起こすと辛そうな顔をする彼を見ながら、自分のそこにあてがった……。
どこかで期待に満ちて、不安そうな顔も見せる彼を見ながら腰をゆっくりと沈めていく……。
2人の口から……あぁ~っ……っと、吐息が吐き出された………。
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