生理の期間と生理後の3日目を除いた午前と午後の日に2回、剥がし取ったオリモノシートを渡さなくてはならない。
吐き気がする、屈辱的だった。
まさか見られていたなんて………。
部下の彼は不正をしないように、剥がし取った物の画像を彼に送信させる抜かりのなさだ。
後で画像と実物を見比べて、同一の物かを確かめるのだ。
マッサージ師の彼とは、今は距離を置いている。
理由を聞きたがる彼には夫のことを持ち出して言い聞かせたら、待っているからと悲しそうに引き下がってくれた。
忸怩たる気持ちと憤りが渦巻いて、どうしてくれようかと思う。
それもこれも自分の至らなさ、詰めの甘さが招いたことである。
この1ヶ月というもの、部下の彼はそれ以上のことを要求しようとはしない。
毎日それこそ顔を合わせているのに、それがかえって怖いのだ。
その彼がついに、動き出した。
部下 課長、あのこれなんですが………
言いながら美樹の所まで来て、作成した資料を見せる。
それ自体は自然な行為で、実際によく出来た資料だった。
ただし手書きの文章の紙切れが、添えられている。
頭がおかしくなりそうで、紙切れを持つ手が震える。
次の会議の場に自分も行くと書かれている。
ただ彼は予め机の下に潜み、決められた場所に座れということらしい。
そう、角度と場所によって彼の姿は誰の身にも晒されない。
その意味すること、彼の考えに見当がつくと美樹は血の気が引いた。
バレたら二人とも終わる、会社には居られなくなる。
失うものは若い彼よりも圧倒的に美樹のほうが大きく、二度とこの業界には戻れない。
詰まり彼のさじ加減と、美樹次第なのだ。
どうしてこんなことに………。
あらゆる解決策を考えたが、結局は無傷ではいられない。
従う外はないのだ………。
なぜこんな造りなのだろう。
今までは短めのスカートでも気にしなくてもいい、横も前も人目に晒されない会議室のこの机が気に入っていた。
それは美樹だけでなく、女性社員の皆が同意見なのだ。
それが今は、恨めしい。
理由を作って部下の彼を外に出し、その間の数時間前から机の下に潜んでいたのだ。
美樹は自分の机の前に来ると潜む彼を睨みつけ、引いた椅子に座る。
奥行きは限られているので、そのままでは不自然になる。
仕方なく椅子を前に進ませたが、膝を大きく開いて彼の体を挟まなければならない。
そのためには椅子の座面には深く腰掛けられず、半分ほどを残す形になった。
どこまでも屈辱的で、気持ちが悪い。
彼の手が早速あちこちを這い回る気色悪さを懸命に押し隠し、努めて仕事モードになる。
会議が始まった。
下から両手で抱えるように膝の上を持ち、顔を奥に埋められていた。
深呼吸でもするように深く息が吐き出され、そこが生暖くなる。
この、変態………。
鼻といい、口といい、ぐりぐりと押し付けられる。
不意に動きがとまった。
そう、美樹の特徴的な規格外に大きいクリトリスに気づいたのだ。
パンテイストッキング越しに、何度も確かめる彼。
そのたびに美樹の中の水面に、波紋が大きく広がっていく。
あまり、いじらないで………。
焦る美樹の気持ちとは裏腹に、彼の行為は続けられる。
彼の手がスカートの中に伸び、パンテイストッキングのウエスト部にかかると、引き下げ始めた。
美樹はどうにかしてお尻で引き止めようとしたが、虚しく引きずり降ろされてしまった。
腰を彼の側に引き寄せられ、座り直すようにして誤魔化す美樹。
ショーツ越しに盛り上がりを見せるそこを、唇で挟んで舌が躍動する。
彼の唾液で湿った上に、感度が増していくことで背中に冷や汗が流れる。
話を聞きながら手元の資料を必死に目で追うが、内容が入ってこない。
それとなく話し手に顔を向けて、美樹は聞くふりを続ける。
そこまでにして………それ以上はやめて、お願い……
やはり我慢なんて出来るはずもなく、ショーツに手がかかる。
それだけは阻止しようと、片手で引き下げられそうなショーツを掴む美樹。
だが当然それを良しとしない彼は太腿を軽くツネってみせ、だんだん力を入れていく。
手を離さないと、力を込めるぞと示しているらしい。
限界まで我慢して、仕方なく美樹は手を離した。
膝を通り越して踵から抜き去られると、もう観念するしかなくなった。
今頃は机の下で、目を輝かせているのだろう。
いきなり生暖かさに包まれる。
その部分だけぬるま湯に浸かったような生暖かさの中に、何かの生き物のように舌が蠢く。
ぞくぞくするような快感が、美樹の体を這い上がる。
唇がチュパッチュパッされるたびに、堪らなくなる。
…………どう思う?君の意見を聞きたいんだが……
自分に問いかけられたと気づき、美樹は焦った。
うろ覚えの話を繋ぎ合わせ、何とか無難なことを並べ立てる美樹。
美樹 ………と、私は考えますが、そこをどう見極めるかですよね…
美樹はここに居る皆に向けて、逆に問いかける形で話を締めくくって誤魔化した。
震えそうな声を、何とか耐え忍びながら………。
片手は彼の頭を押し退けようとするが、震えた力が入らない。
なぜなら次から次へと絶え間なく、快感が押し寄せてくるのだから………。
チュッピッ…チュッピッ…レロレロっ…チュッパ…
太腿に爪を突き立てて、必死に耐える美樹。
俯く顔を上げれば、甘〜い表情になる。
指を膣の中に突き立てられれば、俯くことを誤魔化す為に資料に目を通すふりをしなければならない。
膝がわななき、ボールペンを握る手が震える。
熟慮するふりをして片手を額に当てて、努めて静かに吐息を出す。
気持ちいい……。
やめて、我慢できなくなる……。
そうよ……乱暴にしないで……
髪の毛を掻き上げる手が、わなわなと震える。
焦点の合わない視線が一点を見続け、呆けたような表情になる。
美樹の性格を知る皆は頭の中でアイデアを組み立てては崩す、それを繰り返しているのだろうと敢えて触れないでいた。
…………それじゃ、以上。
会議は終了し、各々が立ち上がって部屋を出ていく。
おいおい、あんまり考えすぎるなよ………。
深く熟慮をしていると勘違いをした美樹を見て、半分呆れて苦笑いを浮かべメンパーの最後が部屋を出ていく。
静寂が訪れると、机の下から彼が這い出できた。
目を潤ませた上司の美樹を、机の上に座らせる。
美樹 お願い、もうよして…
部下 本当に?……こんなになって、収まりがつかないんじゃないんですか?
美樹 どこまで下衆なのよ…
部下 貴女に言われたくないですね…
言いながら彼は、ペニスを取り出した。
美樹は恐怖心と欲求を天秤に掛けてたが、答えが出せない。
ペニスを掴み美樹に進み出る彼をなぜか拒絶せず、まるで他人事のように自らの体に挿入される様子を見ていた。
ぐぐっと分け入ってきて目蓋が閉じ、ずるずると奥まで到達すると深い吐息が出てしまう。
ペニスが中を3往復もすると、堪らない波が押し寄せる。
半分以上ペニスが外に出て、中に埋まる様を眺める美樹の表情は淫らな女そのものだった。
部下 いけませんねぇ、課長……ご自分からそんなに腰を動かすなんて……
美樹 言わないで………あなたがそうさせたんじゃない…
部下 あれぇ課長……やっと素直になって下さいましたね…
美樹 バカじゃないの……どうしてアタシなのよ、30を過ぎたアタシより年相応の女の子がいるじゃない…
部下 言いましたよね、課長は素敵だって。
女性として綺麗で色気があって………あんな場所であんなことをするんですから…
美樹 だから言わないで……それは…
部下 課長……綺麗なだけじゃなくて、ここもかなり素敵ですよ……こんなに……おぉ〜……
美樹 バカじゃないのアンタ……変態…
部下 課長もかなり変態ですよ……
屈辱的なのにマッサージ師の彼と負けず劣らず、立派で逞しいペニスの威力には勝てない。
悔しいけれど、山の頂を駆け上る素晴らしさに頭を仰け反らせて美樹は白い喉を見せる。
部下 ああ〜………課長………堪らないですよ…
腰を使いながら、ブラウスのボタンを外して行く。
一見、色気のないベージュのブラジャーだが、半分が透けてレースが設えられている。
透け防止のための色のチョイスなのだろうが、それでも美樹のセンスが光る。
隠そうとする美樹の手を払い除け、ブラジャーを押し上げる。
大きいとはいえないが、形の良い張りのある胸に茶色の乳首が乗ってお目見えした。
そこに吸い付き、腰を使う。
相変わらず絡みつく膣壁が堪らなく、美樹の魅力に魅せられていく。
美樹は美樹で底しれない快感に戸惑い、若さ溢れる彼の躍動にひたすら酔いしれる。
こんな世界があったなんて………。
打ち込まれるたびに奥に鈍い幾らかの苦痛、それを上回る深い快感が身を包みこんでいく。
駆け上がる快感で頭が麻痺していく。
だめ………もう、だめ…………
そう思っても更なる快感が次から次へと押し寄せて、対処が追いつかない。
快感の渦に巻き込まれて溺れ、悲鳴を上げる体を捩り首を振る。
思考の中ではなく意識のどこかで、ペニスが膨らんだような感覚を捉える。
唸りながら彼はペニスを引き抜きざまに、美樹のそこに大量の精液を放出した。
ほとばしる白濁したモノが、卑猥な美樹の女性器の溝を埋めていく。
ビクッ………ビクビクッ………ビクンッ……
不規則な痙攣を見せる、美樹。
乱れた髪の毛と安らかな表情が、未だ快感の世界がら抜けきらないことを告げている。
持参していたノンアルコールのウェットティッシュで自分の処理をして、特に美樹の処理は丁寧にする。
ブラジャーを下げて胸を中に収め、シャツブラウスのボタンを止める。
身を起こしても未だ呆然自失のような美樹。
その女性器からは彼女の外見からは想像出来ない、濃い紅色をした大きなクリトリスが飛び出している。
口寂しさを覚えた彼は、やはり持参していた着替え用のショーツを履かせると見せかけ大人のオシャブリに吸い付く。
不意を突かれてクンニリングスを許す形になった美樹は、両手で部下の頭を押し退けようとした。
やがて悶絶をしながら手で口を抑え、身を捩って時どき恍惚となりながら机に体を横たえた。
チュピチュピチュピッ……レロレロッ………
仰向けになった美樹の背中が机の上で、弓なりに変化していく。
やがてビックン………ビクビクビクッ……ビクビクッ
体が歓喜する痙攣が襲う。
その美樹の姿を見るうちに、ベニスの頭が持ち上がってきた。
美樹はさっき射精したばかりのベニスが脈打ちながら、手に持つ彼が一歩自分に歩み寄るのを驚愕しながら見た。
首を振りながら一言だけ、呟く。
いや…………。
次の瞬間、ベニスは美樹の中に収まっていた。
出入りを繰り返されるうちに、美樹の背中が綺麗な三日月形のカーブを描く。
括れた腰を持ち上げられ、深く突き刺さる彼の逞しいペニス。
美樹の前には新たな山がそびえ立っていた………。
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