ホテルに到着してチェックインを済ませる。
エレベーターの扉が閉まると美樹は彼に向き直り、彼の頬を思い切っり引っ叩いた。
美樹 何様のつもりなのっ!…調子に乗らないでっ!
唖然とする彼を、背筋が凍りつく冷酷な美樹の睨みが突き刺さる。
美樹 社長の孫だから今まで目をかけてきたのに、がっかりしたわ………。
これを社長が知ったら悲しむわね………自分から辞めるか社長……お祖父さんに報告されるか、どちらかを選びなさい……。
彼 申しわけありません、それだけはご容赦願いませんか………
美樹 甘ったれるんじゃないわよ、上司に何をしたか分かる?
旅館で以前にしでかしたあのときのこともあるし、何が目的なの?
彼 目的だなんて………
美樹 とぼけないで、言いなさいっ…
彼 目的なんかありません……手に届かない美しい人の物が何かが欲しかった………。
それはハンカチでもなんでも良かったんです。
美樹 それでどうして下着なの?……それも着替えた後のなんて………
彼 それは……たまたまで………
美樹 それじゃバスの中でしたことは何っ?
彼 それは………あなたがあまりにも素敵だから……
美樹 素敵だから、何?
彼を追い詰める途中で、エレベーターの扉が開く……。
しかたなく舞台を美樹の部屋に移し、ねちねちと追求を再開した。
美樹 私が何だったかしら……素敵だとあんなことをするの?……大した変態ね……
彼 …………………
美樹 はっきり言いなさいよ、本音を…
言っておきながら聞いてはいけないことを聞かされるかもしれない、そんな気がして喉の乾きを覚えていることに気付く。
彼 それは………貴女に触れたい……触れてはいけないところを、触りたかった……
美樹 立派な変態ね………それだけなのかしら?
やめなさいと、理性が叫ぶ。
それなのに眠っていた欲情が彼によって目覚め、理性を振りほどいて走り始めていた。
美樹 それだけなのかと、そう聞いてるの…
彼 えっ……それだけって……
美樹 変態なんだから…それだけってわけじゃないんじゃない?
彼 そっ……そんな………
美樹 上司の私のあんなところをあんなに触っておいて………何を考えてたの?
彼 そっ……それは………
美樹 言いなさいよ………さぁっ!
彼 見たい……です………
美樹 それだけ?……はっきりしなさいっ!
彼 しっ………………したい、です……
ドキリとした。
分かっていたとはいえ、聞いてしまってパンドラの箱を開けてしまったような気がした。
分かっている、美樹が言わせたのだ。
美樹 ほら見なさい………このド変態っ!
ずっとそういう目で私を見てたんでしょう?………
彼 うぅっ………
泣きそうな彼を立ち上がって見下ろす美樹が、畳み掛ける………。
美樹 あんな真似をしておいて、ただで済むなんて思ってはいないわよね………
目に涙を溜めた彼を美樹は引っ叩き、ベッドに押し倒した。
その彼を跨ぎ、見下ろしながらスカートの中に両手を入れてストッキングをユルユルと引き下ろして片足づつ抜き取る。
ワナワナと震える彼は、信じられないことを目にしながら彼から目を離さずにショーツを引き下ろす美樹を見ていた。
天井の照明に照らされて逆光の中で、スカートの奥にぼんやりと見える亀裂、黒々とした影のような恥毛が姿を晒していた。
美樹 寝た子を起こしておいて……覚悟はいいかしら?…………
そう言いながら彼の頭の両脇に足を進め、ゆっくりと顔の上に腰を降ろす美樹………。
彼の目には迫りくる亀裂が僅かに開き、濡れて光る花弁が短い糸を引くのを見た。
それより何より見たこともない指の第一関節ほどもあるクリトリスが、目を引いた。
それは自らのペニス同様、剥き出しになった亀頭さながらの形をして飛び出しているのだ。
柔らかい粘膜が口に触れ、濃密な女の香りが鼻を突く。
言われるまでもなく舌が考える前に動き、粘液を絡め取っていた。
夢中になって吸い取り、舌を膣の中に突っ込む。
ひときわ柔らかい中は分泌液の宝庫。
何ともいえず掻き出しながら何度も中のヌルヌルを吸い出す。
切りのないその作業をいったん止めて、気になってしかたがないクリトリスに舌を絡めた。
バスの中でパンツ越しに触れたしこりのようなものを感じていたが、こんなに立派なクリトリスは見たことがない。
夢中になってむしゃぶりつき、硬く張りがあって舌を弾くツルツルしたものに吸い付く………。
あぁ~……うっ…んんっ………あぁ~あ~っ……
聞いたことのない、美樹の喘ぎ声が頭の上から降りかかる……。
薄く色素沈着の見られる花弁を舌で玩び、ツンとした酸臭が強くなるのを感じる。
舌でクリトリスを周回させると腰がうねりだし、ねっとりと舐めれば顔を挟む内腿に力が入る。
そのクリトリスを吸いながら舌を絡めると腰が、グイグイと前後に動き、髪の毛に指を絡ませながら頭皮を掻きむしる………。
夢にまで見た美樹の恥部を犯す喜びに、下着の中で痛いほど勃起をするペニス。
どうすればこの美人の上司をイカせられるのか、それだけを考えながらがむしゃらに舌を動かしていく………。
自分の頭の上で体を捩り、支えられなくなった体を手を前について喘ぐ女上司を、舌で攻め続ける部下の彼……。
美樹のお尻を両手で抱え、唇と舌を駆使して躍動する………。
そして………、頭を後を倒して白い喉を見せ、背中を反らした女が痙攣させる姿があった………。
部下である彼は、女上司の体の重みに窒息しそうな幸せを、初めて知った………。
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