『やめてん、触らんとってん~。』
翔吾に捕まり、彼の前へと立たされる和代は、小さな手のひらをハタキのようにして振っていた。
何をされるのか分からない、どこに触れられるのかわからない、妻は必死でその身を守ろうとしていた。
『好きです…。』
翔吾から何度も聞いていた告白の言葉だった。腰を抱かれ、彼が子供のように妻の身体に顔を埋めてくる。
『そんなこと言ったって、ねぇ~?』
翔吾の行動の幼さに、和代に母性が働いたのかもしれない。母親のような、落ち着いた言葉だった。
和代は翔吾との間合いの近さが気になっていた。逃げられないながらも、なんとか彼に背を向けたかったのだ。
ゆっくりと身体をねじらせ、彼に背後を見せる形となる。彼女には良い作戦に見えた。
しかし、下から翔吾の手が伸び上がって来てしまう。その気は手は小さな和代の乳房を掴み、指はその乳首に掛けられてしまう。
『だめぇ~ん!』
その時、和代は何年ぶりにその感覚を味わったことだろう。男の手に胸を掴まれる衝撃。
私との営みが無くなった以来なら、もう6年も7年も無かったことだろう。
細い足を強く閉じて内股となり、座るのも我慢をしている和代。もう、アイツから逃げることは出来なかった。
私の妻の小さな乳房が、甥っ子の大きな手に揉まれていく。和代は膝を落としてその胸を守ろうとするが、どうすることも出来ない。
揉まれ込む胸、そして次第に勃ち始める妻の乳首。64歳の年齢とはいえ、女であれば当然な現象である。
知らないうちに背後の翔吾は、私の妻の背中までも、その汚ない舌で舐め始めていたのです。
しかし、和代はこの時、翔吾にある条件を提示しています。背後から責めていた翔吾もその条件を飲み、妻から手を離しました。
これにより、混乱をしていた場もやっと冷静さを取り戻したのです。
静かになった浴室。翔吾はまだイスに座っています。和代はといえば、彼女もまた床に膝をつけています。
そして、溢れ出す男の吐息。翔吾の前へと座った妻が、両手を使って彼のモノを奉仕をしているのです。
正座をしながら、消防のホースでも持つかのように。
『口でしてぇ~。フェラチオしてぇ~。』
最中に何度も訴えかけてくる翔吾でしたが、和代はそれには従いませんでした。
そして、放たれる男の精液。翔吾の大きなチンポから飛び出したそれは、和代の身体に飛び掛かりました。
しかし、彼女は気にしませんでした。ここはお風呂、こんな汚れなどすぐに洗い流せます。
そんなことよりも、身体を奪われてしまうことを回避出来たことに、妻は安堵をしているのです。
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