一月三日も夜が暮れていく。昼間に妻が大声で叫んでからは、翔吾の姿は見えなくなっていた。
今日は三が日最後の日だ。最後くらいは、アイツも自分の家で過ごしたくなったのかも知れない。
八時くらいになった頃、呼んでもいないのに和代が私の部屋へと入って来た。
甥っ子もいない寂しいこの家。暇な妻は返事も出来ない私に話し掛けながら、この部屋で時間でも潰したいようだ。
和代は両手で私の手を握り、優しく話し掛けてくれている。そして、『お父さん、お父さん。』、何度もこの私を呼ぶのだ。
しばらくして、部屋の電気が消された。就寝の時間らしい。私も眠ることにする。
しかし、和代は私のベッドへと入って来ていた。私に寄り添いながら、寝るつもりなのだろうか。
妻がこんなことをするのは、私が倒れて以来、初めてのこと。何かあったのだろうか。
そんな妻が、私の耳元で何かを呟いている。『欲しいの…。私はお父さんが欲しいの…。』、和代は泣いていた。
三十分くらいが経った頃、またこの部屋の明かりが灯される。布団から出た和代は裸だった。
久しぶりに見る妻の身体は、少し老いたようにも見える。そんな妻は私は右手を取ると、それを自分の股間へと持って行く。
そして、動かない私の手に向かって、腰を振り始める和代。立たされた私の二本の指は、何度も彼女の女性器を掻いている。
『ああっっ、ああっっ、』と声のあがる頃には、和代のオマンコは濡れ始めるのだった。
妻は私の指を二本たたせると、それを自分の濡れた身体の穴の中へと収め始めた。
彼女の指のサポートもあって、私の指は妻の身体の奥へ奥へと入っていく。
そして、立ったままの和代は自らの身体を上下させ始める。
『あなた…。あなた…。』
自分の乳房を揉みながら、呟く妻。私の指は、その妻の濡れたオマンコを何度も犯していた。
そして、パッとめくられる私の浴衣着。今では勃ちもしないものが、そこには垂れ下がっている。
妻も分かっているようで、そんな用もないものを触ろうとはしない。しかし、妻の目はしっかりとそこを見つめていた。
今の彼女には、若かった昔の頃のような私の元気なチンポが反り上がっているように見えていたのかも知れない。
残念ながら、この行為はだけでは妻の身体を満足させることは出来なかったようだ。
最後はどこかの部屋で、自らの手を使って処理をしたのかも知れない。
もうこんな私の身体では、何をどうやっても和代を歓ばせることは出来ないらしい。
※元投稿はこちら >>