人妻が異世界に転生したら…④
屋外で自慰行為をして少し回復した私は、また歩き始めました。
日が暮れる頃にやっと、街に辿り着くことが出来ました。
ただその頃には、回復した体力も底をつきふらふらとしている状態でした。
『やっと…人がいるところについた……はぁ……』
安心した私は街の入り口でふらつき倒れ込んでしまったのです。
『……(やばい……体に力が入らない)……』
『……大丈夫ですか?……わかりますか?』
声をかけられ顔を上がると1人の男性が立っていました。
『…は……ぃ……』
そう返事をしたところまで覚えていますが、そのあと気がつくと、宿屋のような部屋にある状況でした。
『あっ、目覚めましたか?……気を失ってしまったのでとりあえず私が泊まる予定だった部屋に…相当お疲れのようですね……』
その男性は、50歳前後くらいの紳士的な男性でした。
『すいません……昨日から何も食べてなくて……』
『そうだったんですね……飲み物と食事ありますから食べてください(指さす方を見るとベッド脇のテーブルに食事が)』
『ありがとうございます……ゴクッ…‥ゴクッ……(食事を食べる)…』
ただ、食事を食べて喉の乾きは潤うし、味もするのですが…力がわく感覚が全くありません。
そうです…私のエネルギー摂取の根源は…性的行為によってのみ…得られるからです。
『……(本当に食事じゃ体力回復しないの……どうしよう……)……』
『しっかり食べてくださいね、いろんな事情があるのかもしれませんが今日はゆっくり休んでください。私も旅の商人をしてましので…色々な方に出会いますからね……』
『……はい……ありがとう…ございます』
そういうと、男性は明かりを消して私をベッドに寝かせ自分は床で寝たのです。
私は寝ようと思い目をつぶりますが、疲れているのに全く寝る事が出来ず…むしろ湧き出てくる卑猥な感情と戦っていました。
『……(何この感じ……動けないくらい体力ないのに…寝れない…オナ…オナしたい……)』
ただ、すぐ隣に男性がいるため自慰行為をする事ができません。
しばらく我慢していると更に感情が溢れて…
『……(はぁ……おかしくなる……欲しい……あぁ…舐めるだけ…フェラなら……フェラだけなら……体力も底ついてるし…死ぬかも……』
そう思った私は気がつくと男性の背後に横になり…『……あの……はぁ……お礼を…させていただけませんか?…』
そう言いながら男性の身体に抱きついたのです。
もしかしたら、人生で初めて自分から求めた瞬間かもしれません。
つづく
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