「M子気持ちいいよ。やっぱりお前のスタイルは最高だ。」
「ありがとうございます。ご主人様、どうせ皆んなにも同じ事言ってるんでしょ。」
と、彼女が言ったので、
「やっぱり君には敵わないな。」
と、僕は、彼女にキスをしたのである。
総理のおかげで全てをカミングアウトした僕は、やりたくなった同居人の部屋に行きセックスをしていた。彼女達も僕らの財力の凄さにここにいるのが、幸せなんだと、完全にプライドが無くなり、逆にこの家の使用人でいれる方が、貧困層よりセレブだと分かったのだ。
美味しい物を食べられ、綺麗な服も着て、高級エステ、ジムも行ける。時間はかかったがやっと、妻と親友に成った。人間は平等でないと理解出来たからである。
彼女達を連れて、以前の居た店や事務所に冷やかしに行ったら、
「君よかったら、もう一度働かないか?」
と、美人に生まれ変わったM子に言って来たが、彼女は、無視して、僕の腕を組み事務所を後にした。
つまり、奴らは見かけで態度を変えただけ。仕事に戻っても同じ過ちを繰り返すと、自覚しているからだ。人間学習能力があれば、失敗しない。彼女達は、頭がいいのだ。
「お隣は、激しいわね。ヤダわ。私もそうなのかしら。ウフフ。」
と、S子とA子は、独り言を言っていたのである。
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