「こんにちは、あれ?H子さん何してるの?」
S子さんが、喫茶店に入ったら、妻が厨房で泣きながら食器洗いをしていたからだ。
「実はね。今日祝日だから混んじゃって。」
「でも、外国人、県外客割増でしか。」
「ところが、県内のオバサンが旦那つれて団体来ちゃったから、彼女が手伝ってくれたの。でも、私が店休日変えたから。と、泣いちゃたのよ。」
「成る程ね。確かに土日やってたらもっと売り上げ取れたかも。私も飛び込みの客来たし。あ!しまった。」
妻は益々泣いてしまったのである。
「H子さん泣かないで、私気にして無いわ。逆に忙し過ぎて、祝日も店休日にしようと考えていたのよ。」
と、A子さんが、言ったら、S子さんも、
「実は私も同じ。これからは、予約客専用の看板出すわ。」と、言ったのである。
彼女が泣き止むと、A子さんが、
「ごめんなさい。実は、M子さんと私達グルなの。」
「別に店休日変えた事は怒ってないのよ。私達独身だから夫婦生活の事聞いて、ちょと羨ましくて。ごめんなさい。実は、土曜日、旦那さんに、お母様の話や昔アシスタントの男を犯しまり過ぎて辞めちゃった事などで興奮させていたね。」
「S子さん凄いんだ。そういえば、M子と雰囲気が似てる。だから、Yちゃんがずーと指名してたのね。」
と、妻が笑ったら、
全員大爆笑したのである。
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