妻は、僕が何処にいるかは判っている。センズリは、妻でも見られていると恥ずかしい行為だから、2階の部屋。彼女は、センズリ部屋と言っている。武士の情けで了承済だ。
(ふう、こんなに出したのに、まだ出すの?あっ?私がギブアップしたからだわ。たまには覗いてみようかな。ウフフ。)
彼女は、二階に上がると、そーと、ドアを開けたら、彼は寝ていた。
(あれ?珍しい、戻って来ない訳だ。流石に他人の相手で疲れたのね。)
エアコンがつけっぱなしで裸だったから、とりあえずリモコンで室温を少し上げたら、操作音で目を覚ましてしまったのである。
「ごめんなさい。覗くつもりは無かったの。全然戻って来ないから心配で。エアコン最強で風邪ひくと大変だから。」
「ありがとう。別に覗いてもいいよ。許可済なんだからさ。部屋は明日片付けるよ。あー眠い。」
と、言いながら旦那は一階に降りて先に寝てしまった。
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