「大臣さんごめんなさいね。無理なお願いして。」
妻は、R子に謝っていた。
彼女は、死刑執行の書類にハンコを押していた。そしてリビングの画面には、大臣の女優時代の僕の映像が流れていたのである。
「構いませんわ。これはコピーよ。後で燃やすし。私が今大臣でいられるのは、ご主人のお陰ですから。
でも恥ずかしいわ。まさかこの映像が残っていたなんて。あらあら、大変、画面が真っ白。」
「あはははー、女法務大臣が裸で死刑執行の判押してる。たまんねー。それも元殺し屋だ。あはははー。」
と、センズリで画面にザーメンをぶっかけた後に、もちろん大臣も犯したのである。
R子は、世論に応え、また民間大臣をしていた。
つまり、総理夫人兼法務大臣である。
そこで僕は、無理を言って茶番に付き合って貰ったのである。
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