2週間後、私達は夫が見つけてきたハプニングバーの前にいた。
その店は、裏通りのビルの地下に在った。
ビルに入り、地下への階段を降りると、廊下も何も無く、すぐにハプニングバーの扉が在った。
「ねぇ、あなた、本当に入るの?何だか怖いわ、襲われたりしたら、、、、、」
「大丈夫だって、あんな凄い事なんかAVの世界だけだよ」
確かに、AVの中の人妻達と男達の入り乱れたセックス、何本も同時に咥え、繰り返し犯されるなんて、想像出来ない世界だった。
夫が、入口のインターフォンを鳴らす。
「はい」
「朝倉です」
「お待ちしてました、どうぞ」
ガチャ!
入口のカギの開く音がして、中から40代くらいの男性が扉を開け顔を見せる。
「ちょっとあなた!お待ちしてましたってどういう事?」
夫は、この店を5日前に見つけて、その時に一度ひとりで入って、会員登録をして、今日私と二人で来る予約をしていたらしい。
「あなた、ひとりで来たの?」
夫の顔を睨み付けた。
「違う、何もしてないって、見学だけでもさせて貰えるか訊いたら、会員登録しないとダメだって言われて、本当だよ、僕と麻紀の名前を登録して帰って来ただけだよ」
夫の狼狽えながらの言い訳に、少し不安を感じたけど、信じる事にした。
中に入り、まずはカウンターに夫と座る。
奥のボックス席では、艶っぽい女性が二人の男性に挟まれ、キスを交わし合っている。
男性の下半身は二人とも裸、露出した二人の硬くなったチンポは、女性がしっかりと握りしめ扱いている。
驚いたのは、その反対のボックス席だ。
40代後半だろうか、やはり艶っぽい女性が3人の男性を相手に、本当にセックスしていた。
3人の男性が、順場に女性のオマンコに突き刺し、他のチンポが口を犯していた。
「あなた、本当にセックスしてるわ。しかもあれって生よね、ゴムして無いけど大丈夫なのかしら」
「大丈夫ですよ、奥さん。アレ、俺の女房なんですけど、生が本当に好きな淫乱女なんですよ」
私達を中に案内してくれたマスターが、カウンターの中から声をかけてきた。
「えっ?奥さんなんですか?妊娠とか、心配じゃないんですか?」
「この店は、命に関わる事以外なら、何でもアリなんですよ。生セックス、複数プレイ、SMとかね。もちろん、お互いの合意の上ですけどね」
AVの中だけの世界だと思っていた事が、今目の前で行われている。
奥のボックス席の3人も、やっぱり生でセックスしていたらしい。
女性のオマンコから、精子が流れ出ていた。
口が渇き、私は目の前に出されていたカクテルを一気に飲み干し、おかわりを頼む。
隣を見ると、いつの間にか夫がいない。
ボックス席で、私達の後からやって来た女性にフェラチオされていた。
(ちょっと、見るだけで参加はしないって言ってたクセに、何よ!あんなに気持ち良さそうな顔して!あっ、イッたの!)
「アレ、貴女のご主人?本当に早いわね。この前初めて来た時も、私のフェラチオで瞬殺だったのよ。
あれじゃ奥様満足出来ないんじゃないの?
あっ、でも回復も早いから何度も愛してくれるのかしら。
私の中に2発も出して帰ったもんね」
3人の男性を相手にセックスしていた、マスターの奥様が私の横に座り声をかけてきた。
耳を疑った。
登録しに来ただけだって言ってたクセに、この女とセックスまでしてたの!
私は3杯目のカクテルを飲み干した。
「ほら、見てご覧なさい。ご主人もう元気になったみたいね。彼女がチンポに跨がって、あはっ、入っちゃったわよ。」
私は、4杯目のカクテルを一気に飲み干し立ち上がった。
「私、帰ります!」
勢いよく立ち上がったせいか、立ち眩みがして奥様の胸に倒れ込んでしまった。
奥様に抱き止められた瞬間、奥様の唇が私の唇を奪う。
「ダメよ、この店は見学のみは禁止なのよ。貴女も参加しなくちゃ」
そう言って、私は再び奥様に唇を奪われた。
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