女医ーお疲れ様でした……頑張りましたね
優子ーあの……わたし……
女医ー十分な量を採取出来ましたので、少し休んでお帰りになって下さい
優子ー…………なんか、恥ずかしくて……
女医ー女性なら誰だって感じない方はいませんから、羞恥心を持たれることはありませんからね。
優子ー……あ………はい…
女医ー大きな声ではいえないんですけどね、この検査が口コミで広がりつつあるのはご理解出来ますでしょ?
優子ー…………………。
女医ー定期的に検査を受けに来る方も何人かはいらっしゃいます……医療行為ですから何ら恥じることなんてないんですよ。
優子ー…………………。
女医ーもし良かったら別の検査を受けていかれますか?
無理なダイエットで不調をきたす方は少なくないんです。ご自分ではそうは思わなくても、だいぶ無理をなさってる方は意外に多いんです。
この検査で生理不順になる手前で防ぐことが出来た方も、多いんです。
優子ーその検査って……
女医ー血液検査が一般的ですが、触覚的な検査で分かるんです……とくに女性は顕著に分かりますよ?
優子ー触覚的?
女医ー今日はこの後のスケジュールが空いてますから、サービスで今回の検査と込みにしておきますね……敏感な場所を刺激するだけですから痛みはないと思います。
じゃあ、始めましょうか………
優子の承諾も否定もしない態度をいささか強引に
承諾とみなし………
女医ーそのままで結構ですからね、リラックスしていて下さい……
そんな言葉を投げかけられて、本当は医療の名を借りた快楽を与えられるのではないかと優子は疑った。それなのに、あれだけ酔わされた後なのに、膣 洗浄を受けた優子の性器は膣口が蛍光灯に照らされて光っていた。
女医ーじゃ、お願いします………
女医の言葉が口火となって、優子のクリトリスが強かな快感を訴え始めた。
優子は身体をピクリとさせて、力を入れた。
優子ーえぇっ!?……先生っ?……あのこれって……
女医ー大丈夫です……人の舌が一番繊細に検査を出来るんですよ……口内洗浄は済ませてありますから心配は要りませんよ……
優子ーそうじゃなくて……んっ…あぁっ……
女医ー大丈夫ですから……これも医療行為ですよ………リラックスなさって下さい
優子ー…………そうなんですか?……でも……あっ…あっ
女医ー痛いですか?
優子ーいっ…痛くはない…んっ…ですけど…あぁ…
女医ーそれが大事なんですよ……感じるのは正常な証ですからね……
優子ーんんっ……あぁ〜…んっ…あっ…あぁっ……
優子はもう返答をすることを諦めた……というよりも放棄した。
羞恥心は意外なスパイスとなり、敏感なクリトリスから伝わるストレートな快感の虜になっていた。
下品な音を立てて膣口から溢れる分泌液を啜り、強くクリトリスが吸われる苦痛に優子は頭を持ち上げた。
剥き出しになったクリトリスを素早く舌先で履くように撫でられて、下ろした頭をまた持ち上げる。
あぁっ!………あぁっ!…あっ…あっ……まっまって!
女医ーいいんですよ、我慢しないでそのまま…
だっ…だめっ…きもち…いい……あぁっ……も…もう……
激しく腰を震わせて、優子はオーガズムを迎えた。
しばらく舌を周辺で遊ばせていた男性医師は、再び舌先をクリトリスに絡ませる。
普段以上に敏感になったクリトリスは、少し触れただけで優子は反応した。
優子は散々乱れて声を上げてプリッジをするように腰が持ち上がり、そして果てた。
男性医師がそっと指を挿入する。
どんなものかと動かしてみると、まるで応えるように優子は無意識に腰を動かした。
女医ーあら〜収まりがつかなくなって、お辛いですね………今回だけ、内緒ですよ………
すっかり回復していた男性医師はすでに準備を終えて、ゆっくりと優子の中にペニスを挿入していった。
今度は検査の方便はなく、純粋に呼び起こした優子の欲求に応えるためのセックスだった。
ペニスを咥え込む優子の性器を見下ろしながら、現れては沈む自らのペニスを見て俄然力がみなぎてきった。
目隠しのカーテンの向こう側からは、もう恥もなにもない優子の快感を受け入れた声が聞こえていた。
優子はお腹の当たりに違和感を覚えた。
信じられないことに、向こう側の両手が伸びてきているではないか。
服を押し上げようとする男性医師の両手を押し留めようとしても、力が強い。それどころではなく、ペニスがもたらす快感に抵抗らしい抵抗も取れなかった。
やがてブラジャー越しに胸を揉まれても諦めざるを得ず、さらなる快感を追い求めた。
優子の耳にカラカラと音が届く。
努力して薄目を開けると目隠しのカーテンが離れていき、男性医師と思しき男性の姿が現れた。
優子は目を見開いて驚愕し、顔を急いで反らした。
どうして………こんなことって………
優子よりも遥かに若くて20代にしか見えない。どこか素敵な場所で声をかけられたなら、きっと胸がときめいたであろう美青年だった。
彼は優子のトップスを首まで押し上げてブラジャーまで退けると、ツンと勃起した乳首を口に含んだ。
…………………んっ…………あっ!…………
悲壮感という波が急速に引いていくと、官能の甘い風が優子を優しく包む。
まだまだ張りは十分の乳房の片方を揉まれながら、ねちっこい舌技に知らず知らずのうちに優子は彼のペニスを締め上げていた。
呻き声を上げながらもペニスの輸送は怠らない。
状態を上げて揺れる優子の乳房を眺めながら、本格的に腰を使った。
燃えるように逆立つ陰毛は、一見気の強そうな女に見える優子そのままに見える。
その優子は彼のペニスの魅力に取り憑かれたように、快感に翻弄されていた。
もう一度揺れる乳房に顔を寄せて乳首を口に含み、唇を重ねる暴挙に出た。
顔を背けられたものの、何度かに口を開いてくれた。
舌を絡ませると受け身だった優子は、いつの間にか積極的に絡ませてくるようになっていた。
もう、その時を目指して彼は腰を振った。
優子の反応を見ながら、彼女を導くように……。
一度射精をして余裕を持ってからでも良かったが、夢心地の優子を見て我慢をするほうを選ぶ。
快感に悶えて顔を歪ませる優子も、恍惚を見せる優子も美しかっだった……。
もうどうでもよくなってしまった。
自分は騙されたのだと今更ながらに気づいても、もう遅い。
30を過ぎて呆れるほどの快楽を覚えて、今はただこの快感を手離したくはなかった。
もっと……もっとちょうだい……もっと!…………。
飽くなき欲求が優子を突き動かしていく。
またわけが分からなくなってきた。
言葉では表現できない幸福感が、優子の意識を丸ごと真綿で包むように音を遮断する。
もう何がなんだか分からない。
意識が遠のいていく………。
無意識に男性医師の彼にしがみつき、白い喉を晒して頭を後に倒す。
胸を彼に押し当てて、背中が弓なりに反り返った。
膣の中に温かい何が広がる、彼の呻き声が聞こえた。
2度、3度、4度………優子は身体を大きく震わせて、その後も小さく痙攣を起こして動かなくなった。
荒い呼吸をしながら男性医師の彼が、ゆっくりと優子の中から引き抜いた。
一呼吸を置いて、とろりとした精液が流れ落ちてきた………。
十分に休憩をさせて緊急避妊薬を飲ませた優子は、半分放心状態で病院を後にしていった。
彼女はまた来院するだろうと、女医は確信していた。
女医ー当医院はまだ何人も若い男性医師が、勤務していおります……ご予約のうえ、またいらして下さい。
そう彼女には伝えておいた。
みんなしばらくは悩み、葛藤する。
その時期が過ぎてからの月経の前後、性欲が高まる時期になると困惑しながらもやって来る。
非現実的で異常な環境下での甘い蜜の味は、一度覚えてしまうと離れられなくなる女性は少なくない。
医療行為、検査という建前があるのだから……。
女医は、次の患者のリストに目を通し始めていた。
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