脱力してだらしなく開いた優子の脚の間から立ち上がり、男性医師が女医と顔を見合わせる。
ゆっくりと疑似男根を手前に引くと、カリ首の辺りで膣口が一段と広がって抜け出てきた。
それは蛍光灯に照らされて光沢があり、分泌液が糸を引いて音もなく切れた。
女医ー一度中を診させて下さいね…
そういうと冷たい金属が差し込まれる。
それはカチャカチャと音をさせると、膣壁が上下に拡がる苦痛を伴った。
中を覗く男性医師の目には、健康的な色をしている子宮口が艶々として輝いて見えた。
その口からは粘度のありそうな透明の子宮分泌液が、涎を垂らすようにだらりと漏れ出ているではないか。
医師の2人はまた顔を見合わせ、女医が男性医師に頷いてみせた。
優子は額に当てていた手を胸に当て、両手で顔を覆った。
白い天井を見上げながらもう一度、胸に手を置いた。
不意に女医が口を開く。
女医ー子宮口からは多量の分泌液がでているようですね、よく頑張りましたよ。
あとは採取だけですから、あともう少しだけ頑張りましょう……
慰めにもならない女医の言葉を聞きながら、まだ耐えなければならないのかという気持ちと、湧き上がった淫らな気持ちを努めて懸命に消すことに優子は集中した。
優子ーあとどのくらいかかりますか?
女医ー個人差があることなので一概に言えいことなんですけどね、必要量を採取するのに早い方なら数分で終わりますよ
…………数分、本当だろうか。
早い方なら……そんな女医の言いかたが気になったが、こればっかりは優子にはどうしようもない。
早く済むことを願いながら、優子は医師に身を委ねた。
女医ーなるべく円滑に済むようにしますからね、頑張りましょう…
優子ーお願いします………
女医ー今度の器具は従来のシリコン製の物よりも感覚が少しリアルですから、そんなに違和感はないと思いますよ………ヒーターが内蔵されてますから、冷たくもないですからね…
そう言われても優子にはピンとくるわけはない。早く終わって欲しい、それだけだ。
女医と優子の短いやり取りの間に男性医師は白衣とスラックス、下着を脱ぎ去っていた。
その後には先程の疑似男根に勝るとも劣らない、やはり血管の浮き出たペニスが天井に向かって反り返る姿を露わにしていた。
クイっと下に向けて優子の分泌液を塗りたくる。ググッと力を入れるとゆっくり埋没していき、頭が入り始めると抵抗なくすんなりと挿入を果たした。
鬼頭に絡みつく気持ち良さに声を出さないように、男性医師は吐息を漏らした。
優子は自分のそこに押し付けられる感触に、身構えた。
強く押されて押し拡げられる苦痛に、眉間にシワをよせて握り拳を作る。
入ってくる圧迫感に上半身を仰け反らせて、奥歯を食いしばった。
息を吐く……中を少しづつ往復し始めてしばらく経つと、ようやく慣れてきた。
なんだかさっきとは感覚が違う気がする。
優子は覚えがあるこの感覚に戸惑いが隠せなくなった。
下半身に人の肌が常に当たるのはなぜ?
この感覚は器具とは思えない………。
だってこれは明らかに気持ちいい?
そんな…………どうして!?
そんな優子の懸念、葛藤を嘲笑うかのように抗うことは難しい快感が襲いかかってきた。
優子ーえっ……せ…先生?これって、本当に器具ですか?
女医ー医療器具メーカーと、教えられないのですけど電機メーカーと共同で開発された医療器具なんですよ。初めて経験される方は、びっくされますよね。
これは本当は内緒なんですけどね、納得されると思います……他言しないで下さいね。
ヒーターが内蔵される部分では某電機メーカー、医療の観点から医療器具メーカー、膣に挿入させるわけですからその観点からアダルト玩具メーカーが共同で開発した物なんです。最後のアダルト器具メーカーというのがあまりイメージがよくないのですけど、餅は餅屋なんです。
優子ーあっ……そうなんですか……よくわからないですけど……はぁ~……あっ…んっ…そうなん…ですね
女医ー世の中に役に立つのなら、テクノロジーを集結することは悪いことじゃないという証明なのかもしれませんね…
そんな女医の話は優子には半分くらいしか耳に入らない。講釈の最中も堪らないのだから………。
薄々は女医の偽りには気づいていた。
だって、腰を手で掴まれているのだらから。
この場に男は顔も見たことのない、男性医師しかいない。
抗う気持ちを捨てきれないままに、まるで怖いもの見たさに顔を両手て覆いながら指の間から盗み見るように、甘い蜜を啜る自分が優子の中に居る。
何度も何回も進み入って来ては、すぅ~っと逃げていく。そしてまた…………。
あぁ…いい………すごくいい………がまんできなくなる……はやくおわってよ……はやく……あぁ……だめ……
虚ろな目をした優子は、理性と欲望の間で揺れる。
もっと……もうすこし……ついて……もっと…きもちいい……こんなの……あぁいい……こんなの…ずるい……
生かさず殺さず………男性医師は決してペースを乱さず、スローペースで膣の中を行き来させる。
女医ー呼吸が苦しそうですけど、大丈夫ですか?
休憩を挟むことも出来ますよ?
優子ー大丈夫…です……このまま……このまま続けて下さい
女医ー本当に大丈夫ですね?
優子ーはい…ちゃんと…ちゃんと……摂取して下さい………
…………………落ちた、医師2人は確信した。
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