健康には気おつけてきたつもりだった。
仕事柄、存分に有酸素運動をして汗を流しているし、お風呂だって40度以下のぬるいお湯にしている。
食事だって塩分には注意しているし、甘いものだって控えていた。
唯一、冷たいものはご褒美として、ビールは飲む。
でも酒量は決して多くはないのに………。
理沙 あの、先生……どんな治療なんですか?
女医:藤子 お腹の中から温めるのが、いいんです。
そのためには血流を上げる必要があるんですね。
末端の毛細血管まで流す必要があって、膣の中からマッサージしていきます。
理沙 はっ?……あの、膣って、あの……えっ?
女医:藤子 膣の奥には子宮があって、卵巣に繋がっているのはご存知ですよね?
血流が改善されると、これらの臓器が正常な機能に戻ることになります。
そうなると生きるために必要不可欠な、他の臓器も正常なラインに戻れます。
隠れ冷え性といって、これといった原因が見つからなくて、長年からだの不調に悩む方も少なくありません。
そうなる直前の今、早期に分かって良かったですね…。
理沙 そう…いうものなんですか?
女医:藤子 このまま放置すると、慢性疲労だけでは済まなくなると思います。
理沙 そうなんですね………あの、そこをマッサージをするって、具体的には……すいません、初めてで……
女医:藤子 いいんですよ、初めての方は皆さんそうですから。
まずは陰核周辺から始めていきます。
それから膣の中を丹念に慣らしていくように進めていきます…。
理沙は言葉を失った。
女医:藤子 デリケートな治療ですからね……
大丈夫ですよ、女性だけですからね…
早速その部分周辺を触れてきた。
フニフニと指先で軽く押すようにされて、心がザワついた。
女医:藤子 エアロビクスのインストラクターをされてるんですよね?……スタイルが良くて羨ましいわぁ…
理沙 そんなこと……私より美ボディのインストラクターなんて、掃いて捨てるほどいますから…
指が包皮に辿り着く………。
女医:藤子 もう、どのくらいなんですか?
理沙 えっ…う〜んと……はい……もうすぐ9年です
女医:藤子 あら、凄い……それでこんなに美ボディなんですね…
理沙 そんなこと…………ないんですよ……
クリトリスを覆う包皮が、ウネウネと動く。
女医:藤子 食事とか、気おつけていらっしゃるんでしょうね……
理沙 特別なことは……う〜ん……してない…ですよ…
女医:藤子 私でもエアロビクスはできるかしら……
理沙 はい……えっと…ん〜……はい……問題ありませんよ…
囁くような口調になり、最後は尻すぼみになって消え入りそうな喋り方になってしまう理沙。
今の状況をどう言えばいい?
治療と言われれば医療行為だし、どうすれはいい?……
医師とはいえ、同性に触られてこんなふうになって、どうすればいいの?………
理沙の葛藤を見透かしたように、藤子が言う。
女医:藤子 岩田さん…デリケートな治療ですからね、はっきり言えば快感はどうしても伴います……この治療は、感じていただけないと、意味がありませんから、気にする必要なんてありませんからね……
理沙 そうなんです……か?……んっ……んっ…
女医:藤子 血流を良くするには、必要ですからね……治療なんですから気になさらないで……
理沙 んっ………んっ…んんっ………あっ…はぁっ……
藤子の指はひしゃげる包皮を上下に揺らし、プックリとしたクリトリスの半分ほどが見え隠れしている。
女医の言葉に同意したわけではないが、欲情する気持ちを禁じ得なくなってしまった。
有無を言わせぬ状況に、奥底の卑しささえ顔を覗かせる。
何かを渇望する、それを気高さが制しようとする。
悲喜こもごも天使と悪魔が争い、今や後者が優勢だった。
女医:藤子 そろそろ膣の中をしていきますね……女性しかいませんからね……
慰めにはならなかったが、最低限のプライドは救われる。
これは治療なのだから………。
ヌゥ〜っと指が入ってきた。
困ったことに、的確な場所を指が通過する。
はぁ~〜…はぁ~〜…はっ……あはぁ~…はぁ〜〜…
指が2本になった…。
おもむろに前後にと動かされて、いつしか享受する自分がいた。
不意に指が抜かれ、また再開される。
僅かな違和感は、アップデートされる快感に隠されていく。
凄く、いい……。
偽らざる理沙の本音が、官能の色を増していく。
ある意味で実直な理沙の性格が、自分を煽情的にさせていく…。
今やその指は藤子の下僕、男性医師に入れ替わっているというのに………。
絡みつく肉壁、そそる感触。
押し出された分泌液が指を伝い、手の平まで濡らしていた。
女医:藤子 もっと血流を良くしましょうね〜…
女医が何かを言ったような気がするが、言葉が入ってこない。
不意に指が抜かれたと思ったら、いきなりクリトリスへの刺激が加えられた。
その違和感に鳥肌が立った。
理沙 ちょっと…えっ?…何なんですか!
明らかにそこを舌で舐められた感触だった。
内腿に添えられる手を感じているのに、女医の声は明らかにそことは別の位置から聞こえていた。
では誰だというのか………。
女医:藤子 大丈夫、落ち着いて下さい、ね?……落ち着いて……
理沙 だって……誰なんですか!?
女医:藤子 落ち着いて下さい……彼はこの治療のプロフェッショナルです…
理沙 えっ?……男性なんですか?
女医:藤子 この治療の権威、医師のプロですから……大丈夫、治療ですよ?…落ち着いて…
理沙 で…でも………
看護師が2人出てきて、理沙の左右に着いた、
看護師 A 大丈夫ですよ……安心して、大丈夫ですから…
看護師 B リラックスして……大丈夫ですから…
驚愕と焦りが無理やり抑え込まれ、納得できないまま官能的な世界に引き込まれる。
嫌悪感は羞恥心に打ち消され、羞恥心は快楽に染まっていく。
クリトリスを舐める舌が、なんとも言えない快感を運んでくる。
ブチュッ…クチュッ…ニュルニュルニュル……
あぁ…あぁ……あ〜ぁ……んんっ…んふっ…あっ…あっ…きもちっ……あぁ……
女医:藤子 もっともっと感じて下さいね〜………そうじゃないと、意味がないですからね〜……
あぁ〜〜はっ……あぁ…あっあっだめ……きもちぃっ……ん〜〜んっ……くっ………………はぁっ!!……
凄まじい快感に屈した。
久しぶりだった。
こんな治療があるなんて………。
考えるでもなく、感覚でそう感じた。
直ぐに次の異変を理沙は覚えた。
違和感を違和感として、頭が危険を察知する前に
圧迫感に悶絶していた。
どうしてこんなことに………
思ってみても、後の祭りでしかない…
打ち込まれるペニスの輸送に苦しんで、苦痛の先に恐れていた波に包まれ始めてしまった。
んっ…んっ…んっ…ん〜〜んっ……んあっ…あっあっあっ…
ベニスに掻き回される久しぶりの感覚に酔い、とてもじゃないけど抗らえない。
凄い……………凄い……。
気がついたら検査着をとめる紐を解かれ、看護師たちに胸を吸われていた。
揺れる身体で味わい、受け入れる自分を自覚する。
もはや快感を求める自分がいる。
奥まで届き、強かに突いてくるペニス。
今だけは虜になりたかった……。
感じさせてしまえば、後はひたすらオーガズムまで導くだけだ。
それにしても、上玉だった。
女性らしさはそのままに、引き締まった中にある柔らかさ。最高の身体だった。
程よく締まって絡みつき、どこまでも受け止めてくれる膣。
甘く切なく喘ぐこの声。
今や目を閉じながら感じることしか知らない、この美貌。
犯しがいがあった。
温もりの中をひたすら抜き差しを続け、堪能していく。
手前の辺りの反応がとても良く、理沙が頭を反らせ白い喉を見せる。
やがて理沙が身体を震わせた………。
目を閉じて恍惚に浸る彼女は、絵画の中の美女のように眠っているように見える………。
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